隣人嫌がらせ事件 鹿の頭蓋骨に呪いの可能性

2014年11月11日 11時00分

大分県「白鹿権現」に奉納された鹿の頭蓋骨(写真提供・小出真氏)

 隣家に対していやがらせをしたとして、59歳の男が逮捕された。使用したのは「死ね」と書かれた紙と、シカの頭蓋骨。ストレートすぎる「死ね」という表現はともかく、シカの頭蓋骨とは意味不明ながらなんとも不気味だ。捜査関係者の口からは「呪いかもしれない…」。そこで緊急調査したところ、確かにシカの頭には呪術的な意味が込められている可能性が高そうだ。それにしても、このご時世に呪いの頭蓋骨とは――。

 

 

 千葉県迷惑防止条例違反(つきまとい行為等)の容疑で先月末、県警流山署に逮捕されたのは、流山市の自称自営業の男(59)。今年4月から9月にかけて、隣に住む女性(81)宅に向けて、自宅の窓から「死ね」と書いた紙などを見せる嫌がらせ行為を計15回行った疑いが持たれている。


 嫌がらせはいつも朝に行われた。自宅の2階の窓から出した手には「○○(=女性の名前)婆死ね」などと書かれた紙だけでなく、シカの頭蓋骨もつかまれていたという。男はほかにも女性宅の前で「まだ生きてるのか!」と暴言を吐いたり、敷地内に枯れ葉を投げ入れたり、窓に唾を吐いたりした。


「警察も4月に警告して5月はやんだが、6月にはまた再開。しつこいので逮捕した」(同署幹部)。男は容疑を認めているが、動機は不明。同幹部は「長年積み重ねた鬱憤があったようだ」と話す。それにしても「シカの骨」と「死ね」とはおどろおどろしい。「呪いじゃないかね?」とボソッと幹部はつぶやいた。


 呪術などに詳しいオカルトスポット探訪マガジン「怪処」の吉田悠軌編集長(33)は「シカの骨といえば大分県の『白鹿権現』が有名」と語る。マタギが狩ったシカの頭蓋骨を洞窟に奉納する有名なスポットだ。