関西空港連絡橋で母娘が無理心中か 和歌山の自宅では約2時間前に10代女性が変死

2021年06月11日 11時30分

母娘に何があったのか

 母娘に何が――。大阪府警によると9日午後4時ごろ、関西空港連絡橋を車で通りかかった男性から「人が落ちたようだ」との通報があった。

 府警が駆け付けたところ、路肩には和歌山ナンバーの赤い乗用車がエンジンがかかったままで止められていた。

 付近を捜索したところ、海上に浮いている成人女性と女児を発見。死亡が確認された。免許証などから和歌山市内に住む親子とみられ、無理心中した可能性があるという。

 事故からさかのぼること約2時間前の午後2時20分ごろ、親子が住む自宅アパートから119番通報があった。

 和歌山市消防局によると「帰宅すると娘が黒い血のようなものを吐いて倒れている」と母親から通報があった。7分後に救急隊員が駆け付けると、倒れている10代の女性と母親、女児、男性がいた。女性は心肺停止で呼吸もなく、腹部には打撲痕のようなあざがあったという。男性が付き添い、病院に搬送されたが死亡が確認された。

 この母親をめぐっては、ある重大事件の関係者の家族ではとの噂も飛び交っているが、地元住民は「奥さんは気さくな人やった。男性は内縁のダンナさんみたい」と話す。

 元警視庁刑事で犯罪心理学者の北芝健氏は「黒い血を吐いた」という部分に着目する。

「黒い血を吐くというのは胃からのもの。毒物を口から摂取した可能性もあるが、腹部にあざがあるので殴打や蹴られたと考えるのが自然だ。さらに言えば、かなり強い力が必要となるので、女性がガンガン蹴るというより、男性による可能性が高い」

 搬送に付き添ったのが通報した母親ではなく、男性だったのも気になるところだ。

「単なる同棲なのか。ドロドロした背景もあるかもしれない。いずれにせよ、男性がキーマンになるだろう」(同)

 関係女性すべてが死亡してしまった今、男性がカギを握っているのは間違いなさそうだ。

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