地下足袋をはく「サイレント変態」の異常な手口

2014年08月22日 16時00分

被害が集中していた世田谷区野沢の路上

 列島各地でうだるような猛暑、異常気象が観測される中、地下足袋をはいて女性にわいせつ行為を行った“サイレント変態男”が20日、御用になった。強制わいせつなどの疑いで逮捕されたのは、飲食店アルバイトの早川翔容疑者(23)。女性の背後からそっと忍び寄り胸をもみしだいたあと、逃げ惑う女性に先回りし、今度は自分のイチモツを披露していた。地下足袋は足音を消すためにはいていたという。余罪もあるとみられ、被害女性の1人が本紙に変態男のサイレント手口の一部始終を語った。

「まぁ、変態だろうね」

 そう語るのは、事件現場の近く住む初老の男性だ。それほど早川容疑者とみられる男の変態行為は、近所で評判だった。

 早川容疑者は今年5月の深夜、東京・世田谷区野沢の路上で帰宅途中の39歳の女性に背後から抱きつき、胸を触った揚げ句、逃げる女性を待ち伏せ。今度は眼前で“開チン”したとして、強制わいせつ容疑などで20日に警視庁に逮捕された。

 地下足袋について同容疑者は「足音を消すためだった」と供述。動機は「女性の驚く顔が快感だった」「強制わいせつと公然わいせつでは違った快感があった」と語り、容疑を認めている。

 新手の“サイレント変態”。一見イケメンの部類に入る同容疑者だが、その性癖は異常だった。同容疑者の関与が疑われる事件については、こんな証言がある。

「2~3か月前からこの地域で『変態野郎がいる』とウワサになっていた。犯行時間は決まって午後11時から午前2時の間。ターゲットも美女限定ではなく、下は10代、上は50代くらいまで幅広い。女性だったら誰でもよかったようだ」(前出の男性)

 最近、被害に遭ったという40代女性Aさんは「深夜に自宅横の道を歩いていたら突然、後ろからガバーッときた。胸をもまれたけど何が何だか…。正気に戻って振り返ったら、男はどこかに向かって小走りで去っていった」と振り返る。

 怖くなったAさんは慌てて自宅マンションに戻ったが、そこで先回りして待ち伏せていたのが早川容疑者とみられる男だった。

「後ろが怖くて何度も振り返りながら自宅に戻っていたら、今度は前にいたんですよ! 下半身を出していたのかもしれませんが、こっちはパニックでそれどころじゃありませんでした。本当に怖かった…」

 ホラー映画以上の恐怖に違いないが、変態行為の一部始終はマンションの防犯カメラにもバッチリ写っていた。ある男性住民は「隣のマンションでも被害があったと聞いて、対策を練ろうということになった。見たくもないのにヤツのモロ出し映像まで見せられましたよ。最悪ですよ!」と吐き捨てる。

 ただ、この映像が決定打となり同容疑者は逮捕された。警視庁によると、現場周辺では8件の似たような事件が相次いでおり、これも早川容疑者の犯行とみて裏付け捜査を進めている。

「言いだせない女性も絶対いるので、(余罪は)8件どころじゃないと思う。マンションの敷地内まで侵入してきていたので、そのうち強姦に及ぶんじゃないかと住民も心配していました。逮捕されて安心しています」とは前出Aさん。娘や妻にも夜道の変態に十分注意するよう促したい。