わいせつ生中継者を次々逮捕!動画サイト「FC2」が潰される?

2014年07月17日 16時00分

 最近、週刊誌で無修整の画像を見ることができるとして話題の動画サイト「FC2」が、警察に狙われている。15日には京都府警が児童買春・ポルノ禁止法違反(公然陳列)と公然わいせつの疑いで、静岡県の高校2年男子生徒(16)を書類送検する事件が明るみに。先月、今月と同サイトを通じてわいせつ行為の映像を配信した男らが逮捕されている。ITジャーナリストの井上トシユキ氏は「警察はFC2を摘発することを狙っているのではないか」と指摘した。

 男子高校生はFC2に自らのオナニー動画を1本100~300円で公開。シコる最中の生中継も行っていたという。

「注目を集めたくて始めて、見られるのが快感になった」と供述。京都府警がサイバーパトロールしたことで発覚した。

 FC2を舞台にした犯罪はこれだけではない。

 6月には大阪府の男(30=当時)と兵庫県の女(19=同)がセックスを生中継し、京都府警が公然わいせつの疑いで現行犯逮捕している。男は「帽子君」としてネットでは知られた性行為配信業者で、昨年12月から約3000万円の売り上げがあったという。「海外のサーバーなので大丈夫だと思った」と供述している。

 実はこのとき京都府警単独のほか、同府警と島根や山口など各県警がFC2を狙った共同取り締まりをしており、性行為や自慰行為を配信していた計6人がそれぞれ逮捕されていた。

 FC2狙いは7月も止まらず、埼玉県警が埼玉県の男(35=同)ら3人を公然わいせつの疑いで逮捕。

 やはりセックスを中継していたといい、2012年11月から約150人の女性が出演し、約1億円の稼ぎがあったという。摘発続きとなっていることについて、井上氏は「FC2は日本人がやっている米国にある会社で、全容は不明です。違法動画の指摘があっても対応が遅いことで有名。海外にサーバーがありますが、行為が日本で行われている場合は逮捕もあり得ます。実際に『帽子君』は現行犯逮捕、つまり現場に踏み込まれてますから」と話す。

 京都府警の捜査員がサイバーパトロールで帽子君の存在に気づき、生中継現場を押さえることで逮捕した。このように京都府警の気合の入り方はハンパでない。

「かつてファイル共有ソフト『ウィニー』の開発者を京都府警が逮捕しましたが(後に無罪)、府警にはサイバー捜査にプライドがあるといいます。また、警察全体としてFC2を挙げることを目標にしているのでしょう」(井上氏)

 FC2にエロ動画を配信する人物の周囲の人たちが、やめさせようと弁護士に相談し、弁護士が警察に「なんとかしてくれ」と要請する流れがあるという。

「FC2の実態は明らかではありませんが、相当な売り上げがあるといいます。警察もFC2を摘発できれば大きな話題になると踏んでいるのでしょう」(同)

 週刊誌ではオジサン向けに「無料でエロ動画が見られる」と喧伝されているFC2だが、無法者たちのせいで崖っ縁に立たされている。