共産党関係者が断言「中国は絶対戦争をしない」

2014年05月28日 16時00分

 それでも、中国は戦争できない!? 防衛省は24日夜、東シナ海の公海上空をそれぞれ単独で飛行していた自衛隊機2機が中国軍戦闘機2機と“異常接近”したことを発表した。その距離、何と30メートル!接触すれば開戦もありうる危険な状況だ。日本政府は中国政府に抗議したが、中国国防省も日本側に抗議するなど、またしても対立を深めてしまった格好だ。だが、そんなイケイケの中国は「絶対、戦争をしない」という。中国共産党関係者が本紙に断言した、中国の内憂とは――。

 

 

 防衛省によると、異常接近があったのは24日の午前11時ごろと正午ごろ。防空識別圏が重なる東シナ海の日中中間線の周辺海域で海上自衛隊のOP3C画像情報収集機と、航空自衛隊YS11EB電子測定機がそれぞれ飛行していたところ、中国のSU27戦闘機2機が前者に50メートル、後者に30メートル接近した。


 25日、小野寺五典防衛相(55)は「ごく普通に公海上を飛んでいるのに近接するのはありえない。常軌を逸した近接行動だ」と批判し、外交ルートを通じて中国政府に抗議した。一方、中国国防省も同日「自衛隊機が防空識別圏に侵入し、中ロ合同演習に対する偵察、妨害を行った。重大な国際法違反だ」と抗議。両者の言い分は真っ向対立する状態となった。


 とはいえ、いくら何でも30~50メートルは、接触してもおかしくない距離だ。接触しようものなら、日中開戦もありうる。いくら中国が「防空識別圏に入った」といっても、異常としか言いようがない。もはや中国は尖閣諸島を分捕るためには戦争も辞さない覚悟なのか。


 そこで本紙は中国共産党関係者に接触。中国政府の意図を問いただした。すると返ってきた答えは「中国は絶対に日本と戦争したくありません」という。本当?


「無理です。今、中国はベトナムとも領土問題をめぐって一触即発状態なのに、日中との二正面が展開できるはずがない。30~50メートルは異常? いやいや、ぎりぎりまで国威を見せるのは当然。中国は日本にバカにされたくないんですよ。万一、戦争になったとしても、こちらから攻撃を仕掛けることはありません」


 にわかには信じられないが、そこには中国が抱える決定的な問題があるようだ。