オウム中川死刑囚が菊地被告との思い出語る姿に傍聴席から「キモい」の声

2014年05月15日 08時00分

 オウム真理教元信者、菊地直子被告(42)の裁判員裁判の第3回公判(13日、東京地裁)で、元教団幹部の中川智正死刑囚(51)が出廷。かつて男と女の関係にあったことから、再会に注目が集まった。

 中川死刑囚は高校時代の菊地被告を振り返る。女性なのに入信の面接に来た姿が「坊主頭だった」という。その後、教団内の陸上部でコーチと長距離選手という間柄になった。

「1日に30キロ、50キロという長さを毎日走ってた。麻原氏の前でスクワット1000回やらせた。他の人は仮病を使ったりしていたが、被告人はずっと走ってた」

 ストイックな性格の菊地被告だが、入部のきっかけは「夢」だ。

「夢で男性が『一緒に走ろう』と言ってきたのを自分の運命に感じていた。ちょっと変わってるなと思ってた」

 さらに、菊地被告が無口だとのエピソードを披露した。地下鉄サリン事件前年の暮れのことだ。「被告人の表情が暗かったので『どうしたの?』と聞いたら、黙ってる。『誰かとうまくいってないでしょ?』と言うと、否定しない。『土谷(正実死刑囚)君かな~。新実(智光死刑囚)君かな~』といろんな名前を挙げて『○○君』と言ったら、表情が少し変わった。相談に乗るつもりでいたのに会話が終わった」

 中川死刑囚の話を聞いた女性傍聴人は「粘着系で、しゃべりかたもキモい」とひと言。新聞で知った菊地被告の逮捕も振り返ったが、「顔はかなり変わってたんで、ああ、こんな顔になるんだなと。身体的特徴が残ってて、ああ、彼女だなと。特徴? O(オー)脚です」とも語ったが、これも「体とか脚の形を覚えてるとかキモい」(先の女性)と嫌悪感を持たれる始末。菊地被告は無表情で背筋をピンと伸ばして座り続けていたが、そんな話を聞いているときだけは、証言台の中川死刑囚から少しでも体を離そうとするようにイスの背にもたれかかっていた。