かに道楽殺人未遂事件の動機は「カニのゆで方」なのか

2014年04月02日 16時00分

かに道楽で殺人未遂事件が起きた

 奇妙な事件が起きた。大阪府警南署は31日までに大阪・ミナミの飲食店「かに道楽」の厨房で調理師の男性(27)を刃物で刺した殺人未遂の容疑で大阪市東住吉区の中国人留学生の同店アルバイトの男(24)を逮捕した。

 南署によると男性は命に別条はないものの、腹部に深さ8センチの刺し傷があり重傷。「容疑者と口論になり、はさみで威嚇され刺されたと思う」と話している。

 容疑者は「カニをゆでるのを手伝ったら、文句を言われ、口論になった」と供述しているものの「被害者がけがをして病院に入院しているのは分かったが、どのようにして、そうなったのか記憶がない」とし、容疑を否認している。被害者は刺された当時、カニの調理を担当していた。

 道頓堀を象徴する動くカニの看板で有名なかに道楽で事件は起きた。一部では、カニのゆで方をめぐって口論になったとの話も出ている。カニ料理に詳しい関係者は「日本ではカニをゆでるのが主流だが、中国では蒸すのが主な調理法になっている」と日本と中国の違いを語った。かに道楽では、生や鍋、ステーキなど、さまざまな食べ方でカニを提供しているが、メーンはゆでたカニ。これに中国籍の容疑者が納得いかず、凶行に及んだのか。

 しかし、同店の従業員は「(容疑者は)2012年の11月から働いている。その間にカニをゆでているのを何度も見ているのから、ゆで方で口論になったとは思えないんだけど…。勤務態度は普通で、なぜ事件が起きたのか分からない」と首をかしげていた。供述内容や犯行動機などが意味不明すぎる事件だけに全容の解明が待たれる。