知っておきたい出張デリヘル嬢の“安全対策”

2014年01月10日 08時00分

 自宅に呼んだデリヘル嬢の腹を刺したとして、大阪府警城東署は7日、無職の男(63)を殺人未遂容疑で現行犯逮捕した。同署によると、被害者の女性は30~40代の南米系外国人で、刃渡り12センチのペティナイフで腹を2回ほど刺され重傷。女性を迎えに来たドライバーの男性が発見し、110番通報した。

 容疑者は「プレー後、女性が『みかんをむいてあげるからナイフを貸してほしい』と言ってきたので貸した。そのナイフで軽くつついてきたので危険を感じてナイフを奪って刺した。殺すつもりはなかった」と供述しているという。

 近年、風俗業界では店舗型よりも女性が自宅やホテルに出張するデリバリー型が主流となりつつある。密室で落ち合うデリヘルでは、今回の事件のようにトラブルやリスクが付きものだ。実際にデリヘル嬢たちは「S性癖の利用客に首を絞められたり殴られたりした」「自宅に行くと大勢の男が待ち受けていて輪姦されそうになった」(関係者)などのトラブルを経験しているという。業界ではどんな安全対策を講じているのか。

「言動がおかしい、(クスリのためか)目の瞳孔が開いているなどの怪しい客は女の子側がキャンセルできる。電話での対応が荒っぽい客は、スタッフがキャンセルする方向に持っていったりします」(デリヘル経営者)

 通常はトラブル発生時に備え、男性ドライバーが近くで待機しているが、1人のスタッフが複数の女性を担当していることも多く、何かあってもすぐに駆けつけられるわけでもないという。

「女の子には、自己管理が必要だと説明しています。出されたコーヒーなどは睡眠薬が入っているかもしれないので絶対に飲まない、シャワー時にカバンの金品を奪われるかもしれないので、風呂には客と一緒に入る、ドアのロックが手動タイプの古いホテルを利用する方が良いなど。自発的にスタンガンや催涙スプレーを携帯する子もいますね」(前出の経営者)

 利用する側もトラブルは避けたいものだ。