台風に便乗「養生テープ転売ヤー」が出現 通常の5~6倍! 規制対象になるか

2020年09月08日 11時30分

 マスク、消毒液に続いて養生テープも規制対象に? 大型の台風10号は沖縄、九州地方を通過し、多くの死傷者や停電など重大な被害をもたらしたが、上陸前に注目されたのはスーパーなどでの買い占めだ。

 上陸の数日前から、気象庁は異例の強い表現を使って、災害対応するよう呼びかけた。防災グッズや食料品などは買い占められ、店の棚は空っぽに。SNSなどではそうした写真が数多く投稿された。

 九州のスーパーの店員は「台風はだいたい1日で過ぎ去る。その後も停電とか土砂崩れはあるだろうけど、食料棚が空っぽになるまで買い占めをされるとは…」と明かした。

 暴風雨で窓ガラスが割れた場合に飛散するのを防ぐため、養生テープを米印形に貼る人も増加。ホームセンターからは養生テープが消えた。オフィス文具を備蓄していた会社は、台風の予想進路の地域へ、段ボール箱に詰めた大量の養生テープを寄付した。

 一方、フリマサイトには、高額転売を狙った養生テープが店頭の5~6倍の価格で出品され、中には即日発送をうたった商品もあり、かなりの数が購入されていた。

 台風に便乗した養生テープの“転売ヤー”が出現したことに、SNS上では「即日発送したとしても、台風通過時には、現地での宅配、郵送サービスは停止している」「フリマサイトなどに疎いお年寄りとかが購入したのでは」などと批判の声が殺到している。

 台風10号は過ぎ去ったものの、今後発生する台風も依然海水温が高いため、猛烈な勢いとなって日本を襲い、甚大な被害をもたらす可能性が指摘されている。

 新型コロナウイルスの感染拡大で、品薄状態が続いたマスクや消毒用アルコール製品のネット転売は一時禁止されたが、台風シーズンに悪質な転売が増えれば、養生テープが規制対象となるかもしれない。