今夏も暗躍する盗撮ハンター 狙っているのはカップルだけじゃない!

2020年08月04日 11時49分

 コロナ禍の今夏も“盗撮ハンター”が暗躍している。東京・池袋で今年5月、女性を盗撮した20代の男から、現金110万円を脅し取った同棲カップルが逮捕された。

 警視庁池袋署に恐喝容疑で逮捕されたのは、群馬県伊勢崎市の古物商の小俣輝(34)と、同居する宮西莉衣(35)の両容疑者。その手口は典型的な“盗撮ハンター”のものだった。

 5月24日、東池袋の商業施設を宮西容疑者がミニスカート姿で歩き、そのスカート内をビデオカメラで盗撮した男に小俣容疑者が声をかけた。

「撮られたの、俺の女なんだけど、今日中に示談金を用意できないなら、彼女が警察に行くかも」

 盗撮男はこれで110万円を脅し取られたという。両容疑者は内縁関係で、小俣容疑者が宮西容疑者にミニスカートをはいて盗撮の標的になるよう指示していた。小俣容疑者は容疑を否認しているが、宮西容疑者は「1年くらい前から池袋や秋葉原で毎週やっていた。盗撮しそうなヤツはだいたい分かる。彼との生活のためにやっていた」などと供述しているといい、余罪がありそうだ。

 だが、両容疑者だけでなく、都内では数年前から同様の被害が春から夏に頻発しているという。

 ある捜査関係者は「3~4年ほど前にテレビなどで手口が報じられ、マネする連中が増えた。恐喝される方は、身に覚えのある盗撮犯だから、被害を訴えにくいので実態は正確には不明。それで今回のカップルも自分たちでもバレないでできると続けたのでは?」とみる。

 しかも最近の“盗撮ハンター”は組織化、詐欺集団化しているという。

「女子高生を雇い、集団、グループで盗撮魔を見つけ出してたケースもある。盗撮被害者の女性とつながっていないケースでも、被害者役の女性を仕立てて電話させて示談金をつり上げたり、彼氏や兄弟役を用意したり、巧妙化している」(同)

 盗撮をする方もそれを恐喝する方も犯罪。コロナ感染がどれだけ深刻化しても、この手のヤカラは減らない。