国際犯罪基地と化した「ヤード」

2012年06月29日 18時00分

 不良外国人たちの〝犯罪秘密基地〟が、あちこちに点在している!! 埼玉県警は25日、売却目的で車のアルミホイールを盗んだとして窃盗の疑いで、いずれもブラジル国籍の親子ら3人を逮捕した。外国人犯罪が増え続ける背景に実は、とんでもない施設の存在があった。

 

 ブラジル人親子の逮捕容疑は4月8~9日、埼玉県上尾市の自動車修理工場からアルミホイール付きのタイヤ16本を盗んだ疑い。この親子は6月2日、同県川越市内でアルミホイール11個などを盗んだとして別の窃盗容疑で現行犯逮捕、起訴されていた。

 

 県警によると、親子ら3人は約2年前から金属類500点を盗むなどしたと供述。一部は警察隠語で「ヤード」と呼ばれる作業所に売っていたという。ヤードとは周囲が鉄壁等で囲まれた、まるで“犯罪基地”のようなものだ。

 

 昨年、広域自動車窃盗事件で静岡県にあるヤードを摘発しブラジル人8人を窃盗容疑で逮捕すると、計124件(被害総額約6859万円)の被害が解明された。ここでは盗難車両を解体し、部品を組み直して、中古車として売却していた。

 

 同年、スタッドレスタイヤ対象の広域倉庫荒らし事件でロシア人2人を逮捕すると、岐阜県のヤードに盗んだタイヤを隠匿し、計178件(被害総額約1104万円)分をコンテナでロシアに不正輸出していたことが分かった。

 

 単なる盗難車両改造工場かと思いきや「各地のヤードからは銃器や手りゅう弾、偽造された身分証も出ており、国際的なテロリストの潜伏先になっている可能性も高い」と捜査関係者。

 

 警察庁の公表データでは、昨年末時点で、全国に2000か所のヤードを把握。当局は、警戒を強めている。