派遣ベビーシッターわいせつ逮捕 仲介アプリ社長“雲隠れ”の不穏情報

2020年06月15日 16時20分

 わいせつ事件の被害を受けた児童らへの謝罪は?

 東京・目黒区のマンションや公園の多目的トイレで、5歳の女児にわいせつな行為をしたとして、ベビーシッターの荒井健容疑者(30)が14日までに、強制わいせつの疑いで警視庁に逮捕された。

 目黒署などによると、荒井容疑者は5月、女児宅をシッターとして訪れ、保育していた女児の下半身を触った疑いが持たれている。「気持ちを抑えられなかった」と容疑を認めている。

 荒井容疑者は、登録したシッター仲介アプリを通じ、女児の保育を請け負った。登録していた別の元シッターの男(29)も複数の男児にわいせつな行為をしたとして警視庁に逮捕された。同アプリは事件後の今月4日、男性シッターの仲介を一時停止した。

 女児の両親は、新型コロナウイルスの影響で保育園が休園したことを受け、アプリを利用。4~5月まで計8回ほど同容疑者に女児を預けていた。

 事件は、突然アプリ側から同容疑者を派遣できないという連絡をもらった両親が、女児にシッターについて尋ねたことで発覚。容疑者の余罪のほか、さらに別のシッターによる被害が発覚する可能性もある。

 運営会社は、アプリを犯罪に利用された形だが、事件を受けての会社の対応には、疑問の声が寄せられているという。

 あるアプリ利用者は「管理している運営会社が、被害者の児童宅へ謝罪に行っていないと聞いた。アプリで『お知らせ』として状況を伝えただけ。社長は雲隠れしている」と憤りを隠せない様子だ。

 まずは、被害家族への誠実な対応を優先すべきではないか。