高級外車で暴走女を逮捕・尿検査へ 1人はねられ死亡

2020年05月21日 16時00分

 高級外車で暴走、死亡事故を起こした31歳の女は「覚えていない」と供述している。

 東京都大田区南馬込1丁目の国道1号で20日午後0時50分ごろ、乗用車が暴走し歩道に乗り上げた。歩いていた30代ぐらいの女性が巻き込まれ搬送先の病院で死亡した。

 警視庁荏原署は道交法違反(信号無視)の疑いで運転していた自称、川崎市の飲食店店員中川真理紗容疑者(31)を現行犯逮捕した。

 荏原署によると、事故の数十分前、現場から約850メートル離れた品川区西大井6丁目の路上で「不審な女がうろうろしている」と通報があった。午後0時半ごろに署員が到着すると、中川容疑者は車に乗り込み、職務質問を受けている途中で車を発進させ逃走。署員はパトカーで追跡していた。

 歩道に乗り上げ、約60メートル走行し、女性のほか、別の車にも衝突した。中川容疑者の白い高級車は、フロント部分が大破してエンジンルームが一部むき出しになり、部品の破片が散乱した。

 事故後、中川容疑者は車を置き去りにし、さらに逃走。付近のマンションにミニスカートにブーツ姿の女が逃げ込む姿が目撃され、捜査員が10階で逮捕した。

 調べに中川容疑者は「職務質問を受けて車を発進させたのは覚えているが、信号無視や事故を起こしたことは詳しく覚えていない」と供述しているという。異様な行動のため今後、尿検査などが行われるとみられる。