コロナ便乗痴漢も出た 変態出現トレンド異状アリ

2020年03月27日 16時00分

 新型コロナ便乗わいせつ事件まで起きた。東京都国分寺市の路上で25日夕方、若い男が小学生女児に「コロナウイルスの検査をしています。1万円で協力してください」と声をかける事件が起きた。女児が逃げようとすると、男は女児の上半身を触り、女児はなんとか振り切ったが、男はまだ捕まっていない。

 コロナに便乗した詐欺まがいの行為は少なくない。例えば厚生労働省をかたって電話をしてきて「検査の費用を肩代わりする」などと言い、個人情報を聞き出そうとしたり、「マスクを無料送付する」とメールを送り付け、ニセのサイトに誘導したりするものなどがある。そしてついに、わいせつ事件にコロナが使われてしまった。

 季節の変わり目には変態が現れるといわれる。

 法曹関係者は「5月の連休あたりに“変態が出た”という相談を受けることが多い。痴漢にしろ、露出癖にしろ、冬場はおとなしくしていて、暖かくなってから解放されるみたい。季節の変わり目に多く見えるのは、変態が一斉に活動し始めるからでしょう」と話す。

 東京都をはじめ、関東では今週末の不要不急の外出を控えるように呼び掛けが行われている。そうなると、街から人の気配が消えることが予想される。変態にとっては人がいないゆえにチャンスになりそうだが…。

 わいせつ犯罪に詳しい事情通は「いや、彼ら変態もコロナを怖がっているのは同じ。それに外出自粛で人通りが少ないということは、ターゲットも少ないということ。東京五輪と同じで、変態が出てくる時期も今年は延期ですよ」と語る。もっとも懸念はある。「みんなマスクをしているので、顔を隠すためにマスクをしていても怪しまれないという側面はあります」(前出のライター)。変態がゼロになるわけではないから気を付けるに越したことはない。