大阪逃亡犯が語った「ヨダソウマ」公判で素性浮上

2020年03月17日 16時00分

「ヨダソウマ」とは何者? 2018年、勾留先の大阪府警富田林署で接見室のアクリル板を壊して逃走し、加重逃走や窃盗などの罪に問われた無職樋田淳也被告(32)の被告人質問が16日、大阪地裁堺支部(安永武央裁判長)で行われたが、とんでもない法廷となってきた。

 樋田被告はアクリル板について、接見室に現れた白マスク姿の30~40代の男が壊したと主張。加重逃走は成立せず、単純逃走罪にとどまると訴えた。
 一方で、弁護側は冒頭陳述の際、その他の窃盗や強制性交などについて、被告と面識のある「余田聡馬(33歳)」なる人物の犯行だと主張していた。余田について、取り調べでは一切言及することがなかった樋田被告だが、この日の公判でその素性を明らかにした。

 余田とは18年5月、大阪の名所「新世界」で出会った。男性に興味があり、肉体関係を持ち掛けてきたが、樋田被告は抵抗があったため拒絶。代案として「陰茎に唾を吐きかける」ことを提示され、「それならいいか」と応じた。唾を吐きかけられた余田は自慰行為にふけっていたという。その後も計5回にわたって同様の行為に及び、1回につき3000~5000円を対価として受け取った。

 謎めいた存在の余田については、裁判官や検察側だけでなく弁護側からも質問が及んだ。樋田被告はこれまで触れてこなかったことについて「自慰行為など自分との関係を言いたくなかった。人に言うことではないと思ったから」と主張。

 関係性については「お金がもらえるから。好意を持ったりはないし、同性好きということも特にないです」と話した。たわ言では片づけられない展開となってしまった。