「くすぐり変態」マニアな世界 10代少年誘拐し動画も撮影の20代男を起訴

2020年02月13日 16時00分

 くすぐることで性的興奮を覚えていたのだろうか? 未成年者誘拐の罪で、和歌山地検に12日までに起訴された20代男の変態的行状には驚くばかりだ。男は昨年12月にLINEで知り合った和歌山県内の10代少年を誘い出し、約8時間も連れ回した。今年1月に逮捕されたときは「誘拐とは思っていなかった」と供述していた。

 男は島根県の医療施設職員で、わざわざ犯行のために和歌山を訪れる“行動力”の持ち主だった。少年をJR岩出駅に呼び出し、車に乗せて和歌山市内の公園や貸し切り風呂へ。

「お金をあげるから動画を撮らせて」と迫り、足の裏を撮影していた。

 これだけなら足の裏フェチゆえの犯行に思える。普段、目にする機会のない足の裏だけに、乳房や性器と同様に興奮してしまう人はいるのだ。だが、この男の目的はそれだけではなかった。

「貸し切り風呂や公園で少年の足の裏や脇をくすぐって動画を撮影していたといいます」(事情を知る関係者)

 くすぐる際には電動歯ブラシを使っていたという情報もある。報酬は1万円を提示していた。

 特殊な趣味だが、実は“くすぐりマニア”と呼ばれる人たちは少なからず存在する。

 あるAVライターによると「くすぐりマニア向けのAVは昔からあって、くすぐり専門の監督もいるくらいだ」。ひたすら女性をくすぐっている映像もあれば、キャットファイト風に女性同士がくすぐり合いっこする作品もある。

 マニアによると「くすぐられて苦しそうに笑う表情とセックス中の眉間にしわが寄った表情は同じ」なんだとか。

「くすぐり方にもいろいろあります。爪を立てて弱くひっかく、人さし指を立てて腰骨の上あたりをゴリゴリする、あとはコチョコチョと指を動かす。なめるのもありです」。筆先でサワサワするのも有効らしい。

 目覚めるきっかけは様々だが、やはりくすぐられている姿を見てハマる者が多い。

「私はアニメのルパン三世で捕まった峰不二子がくすぐりの拷問を受けるシーンがきっかけでした」(前出のマニア)

 巨乳美女がアエぎながら身をよじる姿がアニメとはいえ性的にうつったわけだ。

「くすぐったり、くすぐられたりするのは、子供のころなら遊びで誰もがやることでしょう。それで目覚めてしまう人もいるはずです」(前出のAVライター)

 今回の事件の被告もくすぐりマニアで、たまたま興味の対象が同性だったのだろう。

 マニアたちはくすぐりの映像を見てオナニーしている。今回起訴された男も自分で撮影した動画を性的目的に使用していたと思われるが、あくまで問われている罪は誘拐。未成年のくすぐり動画はまだ児童ポルノとは認定されないようだ。