コロナウイルス予防へ医師の知恵 鼻うがいとハチミツ生姜紅茶を推奨

2020年02月01日 16時00分

 米政府は31日、新型コロナウイルスによる肺炎について、世界保健機関(WHO)にならい米国における「公衆衛生上の緊急事態」を宣言した。14日以内に中国に滞在したことがある外国人の入国を拒否し、米国民でも14日以内に湖北省を訪れていた人は帰国後最大14日間、強制的に隔離。こうした政策を2日から導入する。米国ではこれまでに6人の感染者が確認されている。

 インフルエンザと同じく手洗い、うがい、マスク。そして抵抗力を上げるために良質な睡眠と食事が効果大といわれるが、これ以外に感染を防ぐ方法を推奨する声を2つほど。

 まず、耳鼻科のベテラン医師が“鼻うがい”について教えてくれた。

「花粉症シーズンによく推奨している鼻洗(びせん)を1日に3~4回やっています。日本ではあまり浸透していませんが、感染症やアレルギーを防ぐ手段として米国やカナダなどではメジャーですよ」

 市販の専用液体のほか、人肌の温度にした食塩水でも代用可能。上を向いて鼻に流し込み「アー」「エー」などと声を出して“うがい”をし、液体を鼻か口から出す。鼻の奥に入り込んだウイルスを排出してくれる。

 一方、本紙健康面「漢方の力」でおなじみの石原結實医師は、自然医学の見地から次のように話す。

「同じウイルスにかかっても発症する人としない人がいるのは免疫力の差。今こそ、体を温めて免疫力を上げておく必要がある。腹巻きをしたり、湯船につかるのはもちろん、食べたそばから汗が出てくるようなものを摂取するといい」
 なべ焼きうどん、日本酒の熱燗…。

「汗が出るころには体温が1度上がる。1度上がると数時間でも免疫力が4~5倍になるんです。あとは熱い紅茶にすりおろした生姜と、ハチミツや黒砂糖を入れて飲むのがオススメ」

 生姜のジンゲロールが体を温めるだけではなく、紅茶に含まれるテアフラビンは「インフルエンザウイルスを15秒で殺すといわれる。新型コロナウイルスにも効果があるかもしれません」。