高橋容疑者〝ヒモ型逃亡〟なら長期戦に

2012年06月12日 18時00分

 逃亡中のオウム真理教元信者・高橋克也容疑者(54)は、どこに潜んでいるのか?

 

 リンゼイさん殺害事件の市橋達也受刑者(33)の〝ジタバタ型〟ならこの数日がヤマで、オウム真理教元幹部で、出頭した平田信被告(47)の〝ヒモ型〟なら今後さらなる長期戦の様相だ。

 

 4日に現金238万円を引き出し、他にも現金1500万円ほどを所持しているとみられる高橋容疑者。大型バッグ購入後は、川崎から横浜市内にタクシーで移動したとみられている。

 

 神奈川県内では各駅に警察官が配備され、ヘリでの情報提供を呼びかけるなどしているが、いまだ有力な情報は寄せられていない。

 

 逃亡犯の行動パターンはさまざまだ。ホステス殺害事件で時効寸前に逮捕された福田和子は、整形を繰り返し、地方でホステスや仲居など堂々と表舞台で仕事をしていた。「福田は女という武器があったのが大きい。高橋容疑者はいまさら整形はできないし、仕事にも就けない。地方に行くのもかえって目立つだけ」(警察関係者)

 

 市橋受刑者のケースでは、整形後の顔写真が公開された後に慌てふためき、福岡、神戸、大阪のネットカフェや野宿で過ごし、最後は沖縄にフェリーで渡ろうとしたところを発見された。

 

 高橋容疑者も切羽詰まって、移動を繰り返せば、1000万円の懸賞金による市民の目と捜査網に引っ掛かるために逮捕はグッと近くなる。

 

 厄介なのは平田被告のケースだ。事実上の内縁関係にあった斎藤明美被告(49)が外で仕事をし、平田被告はマンション内にひきこもってのヒモ状態だった。自ら出頭していなければ、いまだ逃げおおせていてもおかしくなかった。

 

 この数日での目撃情報の有無が、命運を分けそうだ。