京アニ火災・青葉容疑者「どうせ死刑」凶悪犯なのにまだ逮捕されないワケ

2019年11月09日 16時00分

 平成以降最悪の放火事件となった“京アニ火災”の実行犯・青葉真司容疑者(41)に対する警察の事情聴取が始まった。フジテレビが9日報じた。

 フジ報道によると同容疑者は淡々と捜査員の質問に答え、容疑を認めた上で「どうせ死刑になる」と供述。京都府警は容疑者の病室でおよそ1時間にわたり事情聴取を行ったという。

 事件が起きたのは7月18日午前10時半ごろ。京都アニメーション第1スタジオに青葉容疑者が侵入。ガソリンを建物1階にまき、ライターで火をつけた。スタジオは全焼し、職員36人が死亡、33人の重軽傷者を出す大惨事となった。

 犠牲者の中には人気アニメ「らき☆すた」で監督を務めた武本康弘さん(47)の名前も。今月3~4日に京都市内で開かれた追悼の「お別れ そして志を繋ぐ式」には、ファンら計1万1000人が参列した。

 青葉容疑者もこの火災で重度のやけどを負い、京都市内の病院に搬送。一時意識不明の重体となっていたが、その後回復し、8日に初めて事情聴取が行われた。

 放火の動機については、ある京アニ作品と自身構想のアニメが似たような内容だったため「盗まれた」と一方的に憎悪を募らせた可能性が高い。あまりにも身勝手な考え方だ。

 一方でまだ逮捕はされていない。凶悪犯なのに一体ナゼ?

「逮捕とは証拠隠滅、逃走の恐れを考慮し、身体拘束すること。青葉容疑者は回復したとはいえ、自力歩行は不可能で、逃走の恐れがない。そのため現時点での逮捕はない」(警察関係者)

 同じく逮捕されないケースでは、4月に“池袋母子死亡事故”を起こした旧通産省工業技術院の飯塚幸三元院長(88)が挙げられる。ネット上では飯塚元院長の経歴から“上級国民論争”も巻き起こったが、警視庁は来週にも自動車運転処罰法違反(過失致死傷)の疑いで書類送検する方針を固めたという。

 信賞必罰だ。