歌舞伎町で485万円窃盗被害 外国人?が金券ショップを狙うワケ

2019年10月21日 16時10分

 東京・新宿歌舞伎町の金券ショップで、外国人風の男3人組に計485万円などを盗まれる事件が起き、来年の東京五輪に向けた防犯対策の必要性が話題になっている。

 16日午後2時半ごろ、歌舞伎町の金券ショップに来店した3人組は英語で「ショーケースのバッグを見せてほしい」と言い、女性従業員がカウンターの外へ出たすきに、1人がカウンターの奥の事務室に侵入。現金485万円、米100ドル札100枚、中国100元札200枚などを盗んで立ち去るという手口だった。女性従業員は3人組が店を後にした後、初めて被害に気付き、110番通報したという手際の良さだった。

 この事件前の同日午後1時ごろには約150メートルほど離れた外貨両替所で未遂事件が起きていた。外国人風の男が男性従業員に「店外ののぼり旗が落ちている」と声をかけ、従業員が店外に出たすきに別の男が店内に入ろうとしたが、従業員がドアを施錠していたため、侵入できず、逃走したという。

 2日前の14日には新橋の宝くじ売り場で、外国人風の4人組が女性従業員を店外に誘い出し、そのすきに店内から約200万円を盗む事件も起きた。

「外国人から見ると、日本の金券ショップや両替所などは防犯設備が緩くみえる。海外では鉄格子越しの窓口が普通だから、日本は狙いやすい。従業員が少ない時間帯を下見して計画しているフシもある」と捜査関係者。

 今年6月には都内の外貨両替所で外国人風の男が約300万円分のユーロを両替するふりをして、店員の目前でユーロ紙幣を抜き取る手口で、店側が約260万円の被害にあう事件も起きた。

「来年の東京五輪へ向け、世界中から観光客ばかりでなく、それを狙った犯罪集団も来日する。彼らは平和ボケの東京はカモとしか思っておらず、防犯カメラに写ろうがお構いなしの連中。東京全体が警備を強化して外国人犯罪に備えるべき」と同捜査関係者は指摘している。