神戸市教師いじめ問題に新事実 計50種類以上にも及んだ嫌がらせ

2019年10月12日 16時00分

 神戸市立東須磨小の教諭4人が後輩をいじめていた問題で、男性教諭(25)が50種類以上の暴行や嫌がらせの被害を訴えていることが11日、分かった。激辛カレーの強要と目へのすり込みだけでなく、首を絞められ呼吸困難になったことがあり、焼き肉のたれやドレッシング、キムチ鍋の原液を大量に飲まされるいじめもあった。公務員の労災に当たる公務災害認定の申請を検討している。男性教諭の代理人の弁護士はこの日、警察に被害届を提出。兵庫県警は暴行容疑で捜査し、刑事事件として立件される可能性が出てきた。

 関係者によると、プロレスの関節技をかけられたり、接着剤を髪の毛にかけられたり、ビール瓶で殴られたりしたことも。熱湯の入ったやかんを顔につけられる被害もあった。無料通信アプリ「LINE」で第三者にわいせつな文章を送ることを強要されたことも。カバンの中に氷を入れられ、中身を濡らされることが何十回もあったという。他にも、男性教諭は「ジーンズをびりびりに破かれた」「犬と呼ばれた」などと申告している。

 同様の内容は、欠勤するようになった今年9月から学校に手紙などで送った。市教育委員会は「申し立て内容は精査中」としている。

 また、激辛カレーを食べさせられる様子を撮影した動画に、加害者4人とは別の人物が写っていることも関係者が明かした。市教委はカレー強要について「誰がその場にいたのかなど詳細について調査中」としている。この男性教諭の他に、20代の3人が加害者から暴言やセクハラを受けた。

 問題は加害者が今後も“教育界”にのさばりかねないことだ。

 元小学校教師の進学塾講師は「大阪で生徒をハイヒールで蹴りまくってクビになった女教師が川崎に流れて問題を起こし、鎌倉に流れてきました。教師はお山の大将として、生徒に手拍子を取らせながらフラメンコのように舞って、ハイヒールキックを生徒に食らわせていました。教員免許を剥奪しないと別の学校でトラブルを起こします。剥奪されても、塾や予備校に転職して、トラブルを繰り返す。お山の大将は子供相手に威張れる教育界にしがみつきます。教育委員会は加害者の実名と顔写真を出すべきです」と指摘している。