目に激辛カレー!神戸で先生が先生いじめ 元教師が指摘する教員免許の特殊事情

2019年10月05日 16時00分

 神戸市立東須磨小で20代男性教諭が、先輩の同僚教諭4人からいじめを受けた問題で、市教育委員会は4日に記者会見し、この4人が他に20代の教員3人にも、暴言を浴びせたり、セクハラしたりするいじめをしていたと発表した。

 市教委によると、新たに被害が分かった3人は男性教員1人と女性教員2人。昨年度、男性教員に対して「ポンコツ」を意味する「ポンチャン」と呼ぶ嫌がらせをしたほか、女性教員へのセクハラ行為もあった。羽交い締めされ、激辛カレーを無理やり食べさせられた上、そのカレーを目にこすりつけられたなどと訴え、欠勤している教諭に関する調査の過程で判明した。

 加害者の4人は30代男性3人と40代女性1人。いずれもリーダー的存在で、子供のいじめ防止の取り組みにも関わっていたという。市教委に自身のいじめを認めている。市教委は加害者4人を授業から外し、事実上の謹慎にしている。

 児童のいじめ隠蔽、ロリコン、セクハラ、今回のいじめなど、“先生”の不祥事は後を絶たない。公立小学校で勤務経験がある進学塾講師はこう語る。

「学校の教師は、社会経験がない新人教師でも、上司や先輩、生徒、保護者から『先生』と呼ばれる珍しい職業なんです。医師、弁護士、代議士は周りから『先生』と呼ばれることはあっても、新人は先輩から『先生』とは呼ばれず、下積みがあります。それだけ、教師の世界は特殊なんです」

 また、問題は不祥事を起こした教員でも懲戒免職や刑事事件で禁固以上などにならない限り、教員免許の失効、取り上げがないことだ。

「中高一貫の有名進学校で、男子生徒に手をつけまくった女性教師がいました。学校のブランドイメージのためにかん口令が敷かれ、問題教師であることは他校に伝わってませんから、問題教師は転々と学校を移り続けました。だから、問題教師は名前と顔を公表すべきですよ」と同講師は話している。