経営者が教え子わいせつ容疑で逮捕 英語塾推薦していた外国人タレント

2019年08月01日 16時00分

アドゴニー

 少女にわいせつな行為をしたとして、警視庁代々木署は31日、塾経営者の有馬一郎容疑者(59)を強制わいせつの疑いで逮捕した。2016年3月27日夕方、渋谷区の自宅兼塾内で、学習中の女子中学生に抱きつくなどのわいせつな行為をした疑い。容疑を否認しているという。

 現場となった「渋谷英語塾」の公式サイトを見ると、有馬塾長は千葉大学卒業後、損保や生保勤めを経て塾講師となったとある。「留学等中・長期の海外経験が全くない中、独学で英検1級に合格」「中3の夏までは英語が決して得意ではありませんでした」というバックグラウンドや、手掛けた英語検定の教材が累計350万部を突破したことなどの実績もつづられていた。

 塾生の合格実績は、東大や慶大、開成高校や豊島岡女子学園など名門大学・高校の名前が輝いている。関東の学習塾で教える塾講師は「口コミで広まった塾ではないが、この実績に引かれて入塾するお子さんは多そう」と話す。

 塾講師が教え子に起こした同類の事件では、埼玉県の学習塾で、40代の講師の男が女子中学生の体を触った上、頬に平手打ちをしたケースがある。男は「わいせつ目的ではなく、男は怖いものだと教えるためにやった」などと供述していた。

 前出の講師は「渋谷英語塾ではマンツーマン指導を売りにしていたようです。高校や大学合格のために通う子供は講師に心酔することがある。付け上がって“全知全能の神”のように振る舞ってしまう講師も少なくありません。有馬容疑者も誤解してしまったのでしょうか」と話す。

 同塾の公式サイトでは「さんまのSUPERからくりTV」(TBS系)のかつての人気コーナー「ファニエスト外語学院」でボビー・オロゴンとともに人気者になったベナン共和国出身のアドゴニー・ロロが顔出しで同塾を推薦。有馬容疑者とはタレント活動前からの付き合いだという。