通り魔!?福岡の女性生保社員殺害 首の骨が折れるほどの強い殺意

2019年07月11日 16時00分

 福岡県粕屋町の須恵川で、近くに住む大手生命保険会社社員・村尾照子さん(38)が遺体で発見された事件で、強い殺意をもって首を素手で絞められ殺害されていたことが10日、分かった。

 村尾さんを巡っては、40代の夫が7日未明に「妻が帰って来ない」と粕屋署に相談し、行方不明届を提出。8日午前11時半ごろ、須恵川で服を着たまま、うつぶせの状態で浮かぶ女性の遺体を、村尾さんを探していた親戚が発見した。

 村尾さんの事件前の足取りも分かってきた。6日夕、夫と一緒に近くのショッピングセンターで自転車を購入し、その後、夫とは別れていた。村尾さんは夜、志免町のファストフード店に寄り、夫に「何が食べたい?」などと電話し、午後9時半すぎに再び夫に「今から帰るね」と電話したのが最後の会話となった。

「ファストフード店から自宅までは3キロ。その帰り道が、遺体が発見された現場の川沿いの道だった。自宅まであと1キロの時点で何者かに襲われ、殺害され、川に遺棄されたとみられる」(捜査関係者)

 司法解剖の結果、死因は首を絞められたことによる窒息死で、首の骨が折れていたことが判明。肺に水が入っておらず、首にはロープなどの痕はなかった。

「首の骨折は相当な殺意をもって素手で絞め殺害したことを示している。その後、川に遺体を投げ捨てた残忍な犯行だった可能性が高い」(同)

 現場の川沿いの道は、夜間は人通りがほとんどない場所で、近くには買ったばかりの自転車が発見されたが、その他の所持品は見つかっていない。捜査本部は通り魔的犯行の可能性のほか、村尾さんにトラブルがなかったかなども調べている。

 村尾さんを知る人物は「大手生命保険の社員で外回りの営業職でキャリアウーマン。住んでいる地域では自治会の地区委員会の副会長を務めるなど、活発な奥さん」と話している。