土下座謝罪の富山市議に余罪続々 セクハラ常習発覚で辞職勧告へ

2019年07月03日 16時10分

 富山市議会事務局の女性職員の机を物色していたことが発覚し、土下座謝罪した富山市議のストーカー、セクハラ体質が明らかになり大ごとになっている。1日の富山市議会各派代表者会議で土下座謝罪したのは木下章広市議(36=創政改拓代表)。同市議は先月25日午後7時半ごろ、時間外の議会事務局執務室に侵入し、女性職員の机を物色。これを女性職員に目撃され、翌日、事務局の聴取に対して事実を認めたというもの。

 事務局が調べたところ、木下氏は昨年11月から、土・日曜日や平日の早朝、深夜に庁舎に出入りしていたことが発覚。さらに、以前から複数の女性職員に私的なメールを送るなど、セクハラの常習者だったことが発覚した。

「女性職員が同行した出張や、依頼した書類作りの際、緊急連絡先として書類に記した携帯電話番号のショートメールに『今日は○○食べた』などの私的な内容のメールを頻繁に送っていた。それも今回の机を物色された職員だけでなく、他に2人の女性職員を含め3人。一昨年5月から昨年6月に送信しており、事務局から木下氏には注意していた」(地元関係者)

 机物色について、木下氏は当初「どんな仕事をしているのか興味本位だった」と話していたが、報道陣から追及されると「好意があった」などと女性職員に対し、下心があったことを認めた。

「『議員になって誰も叱ってくれる人がいなくなり、気持ちが緩んでしまった』などと子供じみた言い訳をしていることを含め、議員としての資質が問われる」(同)

 木下氏は、政務活動費不正受給問題で市議14人が辞職した2016年の補欠選で、日本維新の会から出馬し初当選。その後、維新会派を離脱し、昨年11月からは一人会派だ。市議会の各派は、木下氏に辞職を促す方針を固め、近く辞職勧告、または糾弾決議案を提出するという。