63歳高松大学わいせつ講師の卑劣な手口

2019年06月27日 08時00分

 香川県警高松北署は25日、女子大学生にわいせつな行為をしたとして、高松大学の講師(63)を強制わいせつの疑いで逮捕した。

 4月20日午後11時ころ、高松市内のコインパーキングに駐車した自分の車の中で、教え子の20代女性A子さんに覆いかぶさるなどの暴行を加え、口にキスしたり、胸をもんだりのわいせつ行為をしたもの。「無理やりわいせつな行為をしたことは間違いない」とおおむね認めている。

 捜査幹部によると、講師は「かなりオープンな性格だった」という。複数の教え子らと一緒に飲食することや、A子さんとのように1対1で飲食することがしばしばあったそうだ。「A子さんとも2人で出かけることは何度かあったが、わいせつなことをされたのはこれが初めてだった」(同)

 2人は現場近くの居酒屋で飲食をともにした後、A子さんは講師に導かれるまま車内へ。「何かわいせつな発言をすることもなく、急に覆いかぶさってきたようだ。A子さんは必死に手で押しのけて、車を降りて帰った」(同)。4月22日になって被害届を提出した。

 講師の専門分野は教育学、環境教育、考古学。研究テーマは「地域の自然や文化に根ざした体験的な学習プログラム」だった。受け持ちの科目は「ボランティア」。学生に対する評価は「学外ボランティア活動・受講態度」「レポート」「テスト」からなる。指導者の主観が入ると言うまでもなく、立場を利用した犯行である。

 事件後に講師が欠勤していたとの情報もあるが、高松大に詳細を尋ねると「まだ起訴されていない」と回答しなかった。