自転車で背後から追突さらには暴行まで 小6女児を襲った高2男子の不気味供述

2019年06月15日 16時00分

 あまりにひどい!! 自転車でひいた少女をさらに殴ってケガをさせたとして、香川県警高松北署は、高松市の高校2年の少年(16)を逮捕した。

 5月22日午後4時半ごろ、同市春日町の路上で1人で下校中の小6女児(11)に自転車で後ろから追突して転倒させ、さらに拳で左頬を1発殴り、左ヒザ打撲、左頬打撲などのケガを負わせた疑い。殴打の事実は認めたが、衝突については一部否認。なぜか「故意の可能性もあるし、事故の可能性もある」と供述している。

 少年は転倒した少女に「大丈夫?」と声をかけ、「大丈夫」と答えた少女をなぜかぶん殴って逃走。あまりに身勝手で理不尽な犯行に周辺住民も恐れおののいた。

 事件後の5月28日には、神奈川・川崎の連続殺傷事件が発生したことで、学校や保護者などからも早期解決が求められていた。

 少年の犯行動機は不気味だ。少なくとも「事故の可能性は低い」と捜査幹部は断じる。

「現場は用水路沿いの細い道。前方不注意をすれば、自分が用水路に落っこちてしまう。前を見て乗る必要があるなら、前を歩く少女を認識していたことになる。少年も学校から帰宅中だったが、自宅に帰るために通る必要のないルートを選んでいる」というのが理由だ。そもそも、事故であれば「事故だった」と言えばいいだけだ。

 自転車の運転手に危険運転致傷罪は適用されないが、傷害罪だけで済む犯罪か疑問だ。前出の同幹部は「非のない少女に一方的に行った犯行。弱いものイジメだ」と怒る。

 少女は保護者に被害を相談し、当日中に被害申告した。犯行状況を直接的にとらえた証拠はないが、警察は防犯カメラ、ドライブレコーダー、周辺で起きていた問題行動などから少年に行き着いた。幸い少女は現在、通学できているというが、理不尽な暴力で受けた傷は深い。