猫50匹殺害告白の52歳男ようやく逮捕 犯行に使った園芸用の金属製棒

2019年06月14日 16時00分

「猫50匹を連れ去り殺した」と話していた男がようやく捕まった。富山県警射水署は13日、他人の飼い猫を盗んだとして窃盗の疑いで富山市内の無職新村健治容疑者(52)を逮捕した。

 逮捕容疑は先月19日午後1時半ごろ、同県射水市の路上で、近くの男性の飼い猫1匹を盗んだ疑い。県内では、5月末までに少なくとも5件以上の飼い猫が連れ去られたという情報が寄せられており、同署は余罪を捜査中だ。猫が連れ去られたとみられる場所の近隣住民が、新村容疑者がエサで猫をおびき寄せ車に乗せ、連れ去る様子を目撃していた。

 本紙既報通り、新村容疑者は今月5日、容疑者宅を訪れた動物保護団体と、連れ去られた猫の飼い主に対し「ストレス発散のためにやった。1年半くらい前から野良猫や飼い猫を連れ去り、50匹以上殺した」と告白。その様子が各メディアで報じられ、衝撃が広がっていた。

 捜査関係者は「新村容疑者は一戸建て住宅に家族と住んでいたが、数年前に父親が他界し、1人暮らしになった。最近、勤めていた警備会社をクビになったようだ」と話している。

 猫を連れ去った後、自宅で猫を虐待して殺害したとみられており、署は死骸を捜索している。

 調べに対し、容疑を認め「いじめたかった。猫は死んだので捨てた」と供述。警察は動物愛護法違反のほか、猫を殺す目的で連れ去ったとして、器物損壊の疑いもあるとみて捜査を進めている。

「エサでおびき出し、車で連れ去った。ケージに閉じ込めてエサを与えず、金属の棒でつついたりした。自宅で死んだので、近くの用水路に捨てた」とも供述。さらに「1年以上前から路上で猫を捕まえて、十数匹盗んだ」とも話しており、他にも複数の猫を連れ去り、死なせたとみられる。家宅捜索では、猫用のケージや園芸に使われる金属製の棒などを押収。同署は使用目的などを調べている。