猫50匹以上殺害 50代男性の不気味告白

2019年06月11日 16時00分

 富山県で約1年前から飼い猫が連れ去られる事件が相次ぎ、富山市在住の50代の男性が、今月4日に猫の保護団体などが行った聞き取りに「50~100匹を連れ去って殺した」などと答えた騒動の余波が広がっている。

 同県の富山市、射水市、立山町では、5月末までに少なくとも5件以上の飼い猫が連れ去られたという情報が警察に寄せられた。どの現場でも軍手をつけて、富山ナンバーの赤い軽自動車を運転する不審な男性が目撃され、人物はほぼ特定されているのに逮捕されていない。

 保護団体関係者と行方不明になった猫の飼い主は、現場で目撃された赤い軽自動車を運転する男性の自宅を訪問。男性は猫を連れ去った理由を「一人暮らしで誰も相手にしてくれなかった。ストレス発散のために猫を殺していた」と説明した。

 さらに、猫を浴室に閉じ込めて虐待し「苦労して捕まえてきたのに、すぐ死んでしまったら面白くない。鳴いてるのを聞いて楽しんだ。(衰弱したら)お湯をかけた」とも。

 猫の死骸は「道路とかだったら変死体ってことで警察に言われたらやばいから」と、富山市の四方の漁港などに捨てたことも明かしたと報じられた。

 四方漁港周辺には、魚などのエサを求めて多くの野良猫が昔から生息している。現場付近の住人は「近所で起きた猫の虐待についてのニュースが先週から放送されているのに、つい最近、犯人らしき中年男が、缶詰のエサを使って野良猫を物色しているのを見かけた」という。

 この住人によれば、現場付近では虐待されたような形跡が残った猫や犬の新たな死骸が先週末から3匹ほど発見されたという。

 猫の飼い主からの被害届を受け、富山県警射水署などが、この男性から任意の事情聴取を複数回行い、窃盗などの疑いで捜査中。県警は動物愛護法違反などの疑いもあるとみて捜査を進めている。