覚醒剤逮捕!元チャンプの奇妙なテンション

2013年05月17日 16時00分

 ライブステージで異常行動をとっていた!! 元ボクシングミドル級の日本チャンピオンで歌手として活動していた大和武士(本名・江口義光)容疑者(47)が、今度は覚醒剤取締法違反(使用)容疑で警視庁渋谷署に逮捕された。2008年には暴行事件で有罪判決を受け、執行猶予期間が昨年終わっていた。そんな大和容疑者を昨秋の「復活記念ライブ」で見た人物は、奇妙なテンションを指摘。そのころからクスリ関係の噂が広まっていたという。

 同署によると、10日午後5時ごろ、渋谷・道玄坂の繁華街を1人で歩く大和容疑者をパトカーが発見。挙動不審だったため、職務質問を行った。
「採尿を拒否したため、病院に連れて行き強制採尿しようとしたら、観念して自分で出した。尿からは陽性反応。『出ちゃったら仕方ない』と言っている」(渋谷署)

 髪はボサボサでアロハシャツにジーパン姿。警察の調べに本名以外、何も答えないという。それどころか、所持していたのは現金だけで身分証もないため住居も不明。無職と自称している。

「疲れて頭が整理できてないんで、(取り調べは)今度にしてください」と懇願したという。しかし、「腕には注射の痕があった」(同署)。4月末から5月10日までの間に覚醒剤を使用したとみられる。

 大和容疑者と業務提携を結んでいるマネジメント会社社長は「ただただビックリです」とコメント。というのも、会社社長が今年1月ごろ、大和容疑者と都内の焼き鳥店で酒を飲んだとき、大和容疑者は「俺はボクシングでチャンピオンになる夢をかなえて、俳優になって世間の人たちに認知してもらった。今度は歌で成功したいんですよ!」と語っていたからだ。

 転身の理由は「大和は若いころからジョー山中さん(故人)と親交があった。ボクサー→俳優→歌手と活躍したジョー山中さんに憧れていたから、同じ道を歩んだのではないか。大和が俳優をやっていたころから、ジョー山中さんに、歌手活動について相談していたようだ」(芸能プロ関係者)。
 ジョー山中さんといえば、歌手活動を始めた後に、大麻で逮捕(1977年)された過去があるが「憧れが強すぎてクスリにまで手を出したんじゃないとは思うけど…」とは同関係者。

 しかし、一部の関係者によると、クスリに手を染めていたことは“共通認識”だったようだ。

 知人は「有名だよね。いろんな種類のクスリをやっていたようだ」。また別の知人も「本人からクスリの話を聞いたことがある」と明かした。その疑惑は、よりによって大和容疑者にとっての晴れの舞台で、ますます広がる結果となった。08年に傷害と暴力行為法違反で東京地裁から懲役1年6月、執行猶予4年の有罪判決を受けていた大和容疑者。その猶予期間が明けた昨年秋、復活記念ライブを行った。

 出席者の1人は「異常なテンションでした。演奏中、間違えたりすると『俺のライブだから好きにさせてもらう。やり直しだ!』とか言って、また一から歌い始めるのです。あまりのハイテンションに、大きな違和感を感じました」と語る。

 また大和容疑者がいとも簡単に違法薬物を入手できる環境に身をおいていたことも、疑惑に拍車をかける。芸能関係者は「暴力団と近い距離にいたことは有名。復活ライブにも、コワモテの人が大挙して押しかけたそうです」と明かす。

 元プロボクサー、俳優、そして歌手としての顔を持つ大和容疑者だが、犯罪者としての顔も色濃くなってしまった。