山梨学院大サッカー部で暴行不祥事

2012年06月02日 18時00分

 名門・山梨学院大学のサッカー部で、警察沙汰になってもおかしくない不祥事が発覚した。〝事件〟が起きたのは5月24日の練習中。部員の一人は「練習中にいきなり3年生が2年生を蹴りまくって、顔中が血だらけになっていた。前歯が全部欠けて、あごの骨が3か所折れていたらしく、コーチが病院に連れて行ったのですが『誰にも言うな。ツイッターやブログにも書くなよ』と口止めされた」と証言する。突然の暴行の理由は不明だが、別の部員は「練習中だとラフプレーと暴行の見分けがつかないので、転んだ時に顔面を思い切り蹴ったりする暴行が前からあった。それで何人も辞めているし、寮に荷物を残したまま去った選手もいる」と話す。


 骨折するほどの暴行事件は問題で傷害事件になってもおかしくない。しかし、大学の知名度を上げる〝宣伝マン〟の体育会エリートたちは、学内どころか、地域でも特別扱いされているようだ。部の関係者は「町全体が〝山梨学院村〟みたいなもので、警察にも卒業生がたくさんいるし、不祥事を表ざたにしたくない。優秀な選手を全国から特待生として引き抜いていて、コーチも監督も有望選手には何も言えず、暴行も見て見ぬふりなんです」と漏らす。


 暴行が起き、隠ぺいがなされていたとすれば健全な部とはいえないだろう。全日本大学サッカー連盟は本紙の取材に「日常的な暴行がある可能性があるならば調査して、部の体質改善策を問いただし、出場うんぬんも再度検討しなくてはならない」と回答した。