脱税初公判“青汁王子”が焼き鳥王子に!?猛省アピールは刑軽減のための策か

2019年05月11日 16時00分

三崎優太被告

 約1億8000万円を脱税したとして、法人税法違反などに問われた「メディアハーツ」代表取締役社長の三崎優太被告(30)の初公判が10日、東京地裁で開かれ、起訴内容を認めた。青汁販売で財をなし“青汁王子”と呼ばれた同被告は、次は焼き鳥道を極めるというが…。

 起訴状によれば、同被告は2015年9月期と17年9月期の2年間、架空の広告宣伝費などを計上して、会社の所得5億1000万円を隠し、法人税と地方法人税計約1億4000万円を免れたほか、架空の課税仕入れを計上する方法で、消費税と地方消費税計約4000万円を免れたとしている。

 同被告は高級外車を乗り回し、タワマンでの豪遊生活をひけらかし、テレビ番組などにも広告塔として出演していた。

 昨年、JRAの馬主資格を取得し、セレクトセールで4頭を2億2400万円で購入。今年2月の逮捕直前にはオークションに出ていた8億8000万円のストラディバリウスのバイオリンを「全力で買う」と宣言。それもせっせと脱税してため込んだ金だったということなのか。

 公判後、同被告はメディア社の社長辞任届を提出。ツイッターに「もう失うものはありません。地べたに這いつくばってでも人に頭を下げ、一からやり直したい」と再起を宣言し、今後は焼き鳥屋で働くという。

 とはいえ、安易に焼き鳥屋を選んだように映ったのかネット上では「焼き鳥屋をなめるな」と非難ごうごうだった。

 そんな声に反応するかのように同被告は「私はもう会社を経営する資格はありません。私のことを馬鹿にしてください、日本の未来のために、同じような過ちを起こす、経営者が現れないことを切に願います」とツイート。公判でも全面的に非を認め、猛省をアピールすることで、刑軽減を狙う戦略とみられる。次回公判は7月。禁錮刑以上となった場合は、JRAの馬主資格も剥奪されることになる。