卓球の強豪中学3年女子が自殺 原因は顧問教師の暴言「殺すぞ」?

2019年05月07日 16時10分

 茨城県高萩市教育委員会は6日に行った記者会見で、4月30日に同市の中学3年の女子生徒が自宅で自殺したと明らかにし、その原因究明が待たれている。

 女子生徒の自宅に残された文書には、所属する卓球部顧問の男性教諭が部活中に「ばかやろう、殺すぞ」と言ったり、複数の部員の肩を小突いたりした内容が書かれていた。

 同部は全国大会の出場歴がある強豪校で、教諭は指導のベテラン。学校側が文書の内容を教諭に問いただすと、大筋で認め「行き過ぎた指導だった」と話したという。

 また、女子生徒は昨年9月に学校が行ったアンケートに「学校は楽しいが部活動はつまらない。やっているといらいらする」と記していた。今年3月15日以降、登校はしていたが、部活には参加していなかったという。

 教諭をめぐっては同月20日、市教委に匿名の電話相談があり、学校側は口頭注意をしていた。

 部活動の強豪校のベテラン顧問の言動による行き過ぎた指導が原因で、生徒が自殺に追い込まれたケースは過去にも発生している。

 ある体育会系部活所属の生徒は「試合に負けて泣いていたら、顧問に『お前の涙を見たら吐き気がする。死ね』と言われた」と苦い経験を明かした。また別の生徒は「顧問が激怒して、試合中に男子生徒をひっぱたき、ユニホームを引きちぎったこともあった」と話した。部活動だけが原因ではないだろうが、これらの生徒たちの部活仲間に自殺者が出ているという。

 教育現場に関わる者ならば、言動に気をつけるのは当たり前のことだが…。