ビックカメラ池袋本店前で切腹事件 杉並保育士刺殺事件との同一犯説も

2019年03月29日 17時00分

騒然となった事件現場

 東京・池袋東口の待ち合わせスポット、ビックカメラ池袋本店前で28日午後3時半ごろ、切腹事件が起きた。

 現場は店先のスマホ売り場前。捜査関係者によると、40代ぐらいの男が「自分で腹を切ってやる」などと叫び、暴れだした。「包丁を持っているのを見た店員たちは機転を利かせ、それを取り上げて一斉に男を取り押さえてくれた」

 110番通報でパトカーや救急車が急行し、現場は騒然となった。腹から血を流した男は病院へ運ばれたが、命に別条はなく、治療を受けている。店員や通行人にもケガはなかった。

「歩道に細長い血の痕があった」(目撃者)というから、男は腹を刺した後も何歩か歩いたのか。店側はパーティションで現場を覆い、血痕を清掃。発生2時間後にはすでに、跡形もなく片付いていた。

 警視庁池袋署は銃刀法違反事件として捜査しているが、身元の分かる所持品、遺書の有無などについて調査中。

 男は店に苦情を言いに来ていたとの情報もあるが、店の客だったのか、また犯行予告や店へのクレームが最近あったかなどについて、ビックカメラ広報は「調査中」としてノーコメント。

 気になるのは杉並区で26日正午すぎ、保育士の照井津久美さん(32)が刃物で刺殺された現場のアパートは、西武池袋線富士見台駅から1キロちょっとである点。池袋までは15分ほどで、電車1本で行ける。目撃された刺殺犯は身長160センチくらいの30代男だが、同じ刃物ざたで場所もそう遠くないため、現時点では何の裏付けもないが、周辺やインターネットでは同一犯説も流れ始めている。