よりによって韓国の空港職員に…泥酔・厚労省課長の暴行暴言に波紋

2019年03月22日 17時00分

 厚生労働省の武田康祐課長(47)が、私用で訪れていた韓国の金浦空港で、泥酔状態で大暴れし、暴言を吐いた騒動が波紋を広げている。武田氏は19日午前9時ごろ、同空港で大韓航空機に搭乗しようとした際にトラブルに。

 その映像がハッキリ撮影されており、インターネットで拡散。「オレは帰るんだよ!」などとわめき、搭乗を止める職員に殴る蹴るの暴行を加える様子が映っている。このとき英語で「韓国人は嫌いだ」などと暴言も吐いた。

 通報を受けた空港警察に拘束され、事情聴取後に釈放されたが、SNSで「変な国です」などと韓国をバカにするような書き込みまでしていた。

 武田氏は20日、自身のフェイスブックに「事実関係として酔ってない。暴れたが相手には当たってない。韓国人が嫌いだと言ったのは政治的意図ではなく職員への憤り」と投稿している。

 だが、ソウルの江西警察署は20日、暴行容疑で事件を立件。厚労省は同日、武田氏を賃金課課長から大臣官房付に異動させる更迭人事を行った。

 内閣官房にも在籍し「ニッポン一億総活躍」「働き方改革」などの策定に携わっていた武田氏だが「彼が進めようとしていた最低賃金を全国一律にする案が省内で賛同が得られず、孤立していたという声があった」(厚労省関係者)と同情する声もあるが、それでは済みそうにない。

 日韓関係が悪化するさなかの騒動だけに、反日感情をさらにあおりかねない。「私用で行った先での出来事とはいえ、日本の官僚が暴行、暴言では韓国側の格好の攻撃材料にされてしまう。それでなくても厚労省は不正統計問題で、最近は批判の的だったので更迭は当然でしょう」と前出の関係者は話している。