レイプ裁判で主張異なるナンパ塾師弟 泥酔した女性にさらに飲ませた?

2019年03月08日 17時00分

 ナンパ講座「リアルナンパアカデミー(RNA)」の塾長、渡部泰介被告(42)の準強制性交等罪の第4回公判が7日、東京地裁であった。塾長をカリスマとあがめていた塾生が検察側の証人として出廷した。

 渡部被告は2017年11月13日、新宿のラブホテルで泥酔させた女性Aさんを抵抗できない状態で、共犯者の塾生・大瀧真輝被告(29)と代わる代わるレイプした罪に問われている。

 大瀧被告は塾長より先に本事件の裁判を終えていて、公訴事実を認めて懲役7年判決を受けた。ただし、判決後に被害者が被害弁償を受け取ったため刑期に関して控訴している。しかし、同じ事件でも「Aさんは泥酔していない。抵抗できた」と無罪主張する塾長とは主張が異なる。

 2人はホテル客室内でAさんにカードの罰ゲームなどで繰り返し酒の一気飲みをさせた。大瀧被告は、泥酔したAさんにさらに飲ませることをためらったが、渡部被告は性交を果たすために飲ませることを強要したということだ。

 その後、トイレで吐いて潰れていたAさんをベッドまで引きずりだした塾長は、大瀧被告をベッドのある部屋から追い出して先にレイプを済ませた。塾長は50~60人が参加するRNAのグループLINEに「D~Fカップ。即」と送信して戦果報告。ちなみに「即」とはRNA用語で、ナンパした日にセックスすることだ。

 塾長から呼ばれた大瀧被告が部屋に戻ると…。「Aさんはベッドの上で裸で寝てました。大丈夫と声をかけたけど、反応がなかった」。挿入前に女性器を触っても「あまり反応がない」状態で罪悪感を感じつつ「Aさんがすごい魅力的だった」のでレイプしたという。そして、塾長から26分遅れて自らもグループに「即です」と送信した。

 渡部被告は写真や動画の撮影を積極的に推奨していた。「和姦の証拠になるので。グループでは日常的にLINEにアップされていた」(大瀧被告)という。被害者からすれば絶望的な行為だ。