媚薬混入オヤジの卑劣手口 未成年女性を薬物で眠らせ全裸や性器撮影さらに剃毛

2019年02月23日 17時00分

 薬物で眠らせた女性の性器をもてあそび、揚げ句の果てに陰毛まで剃った“ド変態野郎”の裁判が22日、始まった。さらには、何も知らない女性の全裸や性器を撮影して、知人に見せびらかしていたというから開いた口がふさがらない。童話のお姫さまは、王子様にキスをされロマンチックに目覚めたが、デートレイプドラッグが蔓延する現代では、眠れる美女は何をされるか分からない!?

 元従業員の未成年女性に対する準強制わいせつ罪に問われた飲食店経営の入江淳一被告(57)の初公判が22日、東京地裁(丹波敏彦裁判官)で開かれた。同被告は10代後半の女性に対する2つの事件で起訴されている。

 1つ目は昨年7月14日、被告が経営する東京・大田区内の飲食店で睡眠薬入りの飲み物を飲ませて女性を眠らせ、服を脱がせて全裸にし、携帯電話で全裸と性器を撮影。さらに膣内に指を入れるなどした。

 続けて同月30日には、同店内で再度、女性に睡眠薬入りの酒を飲ませて眠らせ、ショーツを脱がせて性器を露出させ、今度は陰毛を剃るなどわいせつな行為を行った。

 丸刈りでごま塩頭の入江被告。身長は160センチ程度だが、分厚い体つきは“小さな岩”を思わせる。手指もゴツく、これを同意なく挿入された女性は、どれほど苦痛だったか? 同被告は2つの起訴事実について「間違いありません」と全面的に認めた。

 店はJR蒲田駅近くの雑居ビル内にある。今も「OPEN」の看板を掲げているが、昨年末から年明けころには閉店したという(弁護側は今後、店の「廃業届」を証拠として提出予定)。入江被告をよく知る同業者は「傷害で逮捕されて、相手が絶対に示談に応じないので勾留が長引いていると聞いていた。わいせつだったとは」と驚いていた。

 被害者の女性は同じビルに入るクラブに勤務。

「自分のお客さんを同伴で入江さんの店に連れていっていた。それがきっかけで入江さんのところでも働くようになった」(同)

 被告の店を紹介した飲食サイトによると、さまざまな「オリジナルカクテル」が名物と紹介されている。「新しいメニューを作ったから飲んで」と言えば、疑問に思われずに飲ませることは可能だろう。性犯罪目的で意識を失わせる「デートレイプドラッグ」と言われるが、この犯行は知り合いの間で行われることが多い。今回もその典型的な例と言えそうだ。

 事件が起きる経緯もあきれたものだった。

 被害者と酒を飲んだ際に入江被告は、不眠症と申告して医師からもらっておいた睡眠薬を飲ませた。実は以前、女性が泥酔してそれに乗じて胸や陰部を触るわいせつ行為に及んだことがあったのだ。今回の犯行では最初から「わいせつなことをするため、より短時間で泥酔させてやろう」と考えて薬を用意していた。

 最初の犯行後、目覚めて全裸だったことに驚いた女性に「酔って自分で脱いだんだよ」とうそをついた。女性は薬物で記憶が不鮮明なため否定できず、警察に届け出なかった。さらに2件目の犯行も成功。家宅捜索では、陰毛を剃る際に使用したシェービングクリームも押収されている。

 欲望はエスカレートして、今度は「性的欲求を促進させる薬物を飲ませようと用意した」(検察官)。

 昨年10月27日、飲料に“媚薬”を入れて女性に飲ませたのだ。欲情させて一緒に楽しもうと考えたのだろうが、さすがに今度は「おかしい!」と気付かれた。女性は知人に相談するとともに、警察に被害を申告して犯罪が明るみに出た。

 また供述から、入江被告が撮影した写真を知人に見せたことも明らかになっている。前出の同業者は「酒が入ると暴言を吐くこともあった」と明かす。

 3月18日には被告人質問が予定されているが、果たして何を話すのか?