ゴーン容疑者 大みそかと元日を東京拘置所でどう過ごす?

2018年12月25日 17時30分

ゴーン容疑者(ロイター)

 日産自動車のカルロス・ゴーン前会長(64)が特別背任容疑で再々逮捕され、来年1月1日までの勾留が決定した。大みそかと元日を東京拘置所でどう過ごすのか?

 2度目の逮捕となった金融商品取引法違反での勾留延長を東京地裁が却下し、保釈とみられたゴーン容疑者だが、東京地検特捜部は無理筋とも批判がある特別背任容疑で21日に3度目の逮捕。東京地裁は23日、1月1日まで10日間の勾留を認めた。さらに10日間の勾留延長を求める流れになるが、これでゴーン容疑者は、東京拘置所で新年を迎えることになった。

 関係者によれば、年末年始は拘置所も特別シフトが敷かれる。収監経験者によれば、大みそかは夕方に年越しそばが振る舞われるのが慣例。カップめんやコンビニのそばなど、拘置所によって異なるという。さらに通常は午後9時就寝だが、この日は同時間から「紅白歌合戦」と「ゆく年くる年」が終了するまでラジオで聴取できる。

 正月3が日にはおせちも出る。首都圏連続不審死事件で死刑が確定し、ゴーン容疑者と同じ東京拘置所にいる木嶋佳苗死刑囚(44)は、自身のブログで「元日には、おせちの折り詰めとお雑煮と紅白まんじゅうが出た。私は牛肉入りのお雑煮というものを初めて食べた」とつづっている。

 とはいえ、ゴーン容疑者は面会した大使館関係者に、米食をベースにした食事に不満を漏らしているという。いくらメニューが変わっても、正月気分となるはずもない。

 さらに特捜部は年末年始の休み返上で、ゴーン容疑者に追い込みをかけて、追起訴に持っていく構え。連日、取り調べが行われることになり、ゴーン容疑者はかつてない厳しい環境下で、年末年始を過ごすことになる。