東スポ選出「2018年B級ニュース」おバカ事件編

2018年12月22日 10時00分

3位 偽ブルゾン

 米国と北朝鮮の首脳会談が実現したり、日産のトップが逮捕されたり、今年も衝撃的な出来事がたくさんあった。一方で、社会にほとんど影響を与えないトホホなニュースも多かった。平成最後の年末、B級の称号にふさわしい事件てんこ盛りで振り返る本紙恒例「B級ニュースグランプリ」をバカ編とエロ編に分けてお送りします。まずはバカ編から。みんなが忘れても、東スポはいつまでも覚えています!

【1位 盗撮魔と女装男の奇跡の出会い(4月、北海道)】B級事件を数多く取材してきた記者も思わずうなった。札幌市のスーパーの女子トイレに、デジカメを持ち込んだ盗撮男(51)が捕まった。警察が実況見分を始めようとすると、別の個室からカツラとスカートの女装男(57)も現れたから、さぁ大変。

 店長代理は「開店して36年になりますが、盗撮と女装の遭遇は初めて。同じ日の同じ時間に重なるなんて…」と絶句。2人が知人同士なら「女装男の排せつ行為を盗撮したい変態男」と認められ、2人が赤の他人なら「不覚にも女装男を盗撮してしまった情けない男」となる。

 警察は店側に「2人とも『赤の他人で居合わせたのは偶然』と話している」と説明。神のイタズラが2人を引き寄せたのか。映画化を強く願う。

【2位 女風呂へのあくなき挑戦(1月、北海道)】札幌市の銭湯の女湯に侵入した女装男(50)が逮捕された。身長180センチの巨漢で、黒のボブカットのカツラに化粧。50分間の入浴に成功したものの、脱衣所でブラを着けていたところで気付かれたが「女性です」と裏声で答えた。

 実は2010年にも都内の銭湯で女装にチャレンジ。当時を知る従業員は「ブラとパンティーを身に着け、カツラと化粧をしていた。入浴前に脱衣所で気付かれ逮捕された」。8年かけて女装の質を高め、脱衣所から浴場まで進んだ。

 男は「女湯が安らぐ」と供述。従業員も「のぞき目的じゃなくて、ただ女性として女湯に入りたかったんだと思う」と多少、共感していた!?

【3位 タクシー無賃乗車の“偽ブルゾン”(9月、福岡)】ブルゾンちえみに似た女によるタクシー無賃乗車事件が発生。福岡市タクシー協会は「ブルゾンちえみを崩した感じの女」と注意喚起した。福岡市内では「ブルゾンちえみに気をつけろ」とドライバーが警戒する騒動に。

 ベテランドライバーは「被害を受けた仲間は『渡辺直美ほどではないけど小太りの体形』と言っていた」と証言。その後、本紙報道も貢献できたのか?偽ブルゾンの報告はサッパリなくなった。

【4位 全裸冬将軍(1月、東京)】今年は夏が災害的に暑かったが、冬も…。1月25日には東京・八王子でマイナス8度を記録。そんな極寒の夜、同市の路上で約180センチの痩せ形の全裸男の出現が通報された。事情通は「露出狂は困難な場所でする傾向がある。寒すぎる過酷な環境に闘志を燃やした可能性がある」と指摘したうえで、より寒い中での露出を行うと予言。今でも果敢に挑戦しているのだろうか。

【5位 コインロッカーマン(11月、宮城)】通勤客でにぎわう午前9時半。JR仙台駅の上下2段コインロッカーに全裸の男性がすっぽり入っているのが見つかった。仙台中央署が駆けつけると周囲に衣服が散らばり、男性は中で体育座りをしていた。

 低体温症で病院搬送された男性は、謎のコインロッカーマンとしてテレビでも取り上げられたが、続報は聞かれず。宮城県警は11月28日、本紙に「事件性なし」と回答。露出狂の線は消えた。だが、体力・体温低下の状況では「矛盾脱衣」の異常行動が起こるとか。男性も東北の寒空に負けた被害者かも?

(ニュースの時期は本紙掲載時点のもの。年齢は当時)