エリート会社員が女子高生にゴックン強要 薬物わいせつ事件の巧妙な手口

2018年10月19日 17時00分

 エリートの仰天手口とは…。少女に薬物を飲ませてわいせつな行為をしたとして、警視庁新宿署は18日までに野村アセットマネジメント社員で中国籍の陳征容疑者(32)を準強制わいせつの疑いで逮捕した。

 逮捕容疑は8月24日午後、新宿区内で埼玉県の高校2年少女(17)に、睡眠導入剤とみられる薬物を飲ませて抵抗できない状態にして、わいせつな行為をした疑い。

 陳容疑者の犯行手口は強引なものだった。ツイッターを通じて少女と知り合い、歌舞伎町の“ゴジラビル”の前で待ち合わせ。出会うなり「これ飲みなよ」とスクリュー開封式のヨーグルトドリンクを手渡してきた。

 初対面の相手から渡された飲み物に口をつけるのには抵抗がある。少女は「やだやだ。いらないよ」と首を振ったが「いいから飲みなよ」と引き下がらず飲み干させた。

 続いては、近くのカフェに入店して少女を席で待たせた。カウンターで購入した紙パックのオレンジジュースを氷の入ったコップにわざわざ移し替えて飲ませた。

 店を出るころには意識がぼんやりする少女を、近くの駐車場に止めていた自分の車に乗せると、陰部をもてあそんだ。車から降りて1人になった少女は、警察に「初めて会った人に何か飲まされた」と通報。尿検査をしたところ、睡眠導入剤が検出されたのだ。

「身に覚えがない」と容疑を否認している陳容疑者だが、家宅捜索で自宅から睡眠導入剤が見つかった。捜査関係者は「ヨーグルトかオレンジジュースの片方、または両方に薬を入れた可能性がある。ヨーグルトの容器は封が開いていなかったが、巧妙な仕掛けをしたのでは」と話す。

 陳容疑者は少女に対してネット上のメッセージのやりとりを「消せ」と迫って証拠隠滅を図っていた。同様の被害がまだ報告されており、同署は余罪を調べている。