保釈中に富裕層狙った男ら逮捕 広域窃盗グループの巧妙手口

2018年09月13日 17時00分

 愛知、岐阜両県警は12日までに、愛知県岡崎市の住宅に侵入し貴金属などを盗んだとして、窃盗などの疑いで、同県小牧市久保一色の無職、大野祐揮容疑者(37)と住所不定無職の松井龍容疑者(36)ら男3人を逮捕した。愛知県警捜査3課によると、両容疑者は富裕層の住宅を狙った広域窃盗グループの主要メンバーという。

 両容疑者は別の窃盗事件に関与したとして愛知県警などが昨年8月に逮捕。いずれも一審で有罪判決を受けたが控訴し犯行当時は保釈中だった。

 3人の逮捕容疑は今年6月27日午後1時20分ごろ、男性会社員(57)の自宅に侵入し、指輪やネックレスなど計約43万5000円相当を盗んだ疑い。

 同課によると、木造平屋住宅の掃き出し窓を工具でこじ開けて侵入、移動には盗難車を使っていた。

 愛知県外でも似た手口の被害があり、関連を調べる。

 大野容疑者らは十数人ほどの広域窃盗グループのメンバーだったとみられる。グループは数人ほどのチームで“全国行脚”していたという。

 関係者は「グループは防犯カメラに撮られても、服で特定されないように、全員黒ずくめの格好。偽造ナンバープレートをつけた盗難車で関東から九州まで移動し、高級住宅街で入りやすい家を見つけるとバールで玄関を壊して空き巣。犯行を繰り返し、余罪は数百件で数十億円とみられている」と語る。

 高級住宅街で高級車が並んでいる家を狙い、現金、貴金属、さらには高級車までも盗んでいたという。