女児わいせつの43歳の男逮捕 海外ではGPS…日本での法対策は

2018年09月05日 07時30分

 東京都内の路上で、保育園に通う女児にわいせつな行為をしたとして、警視庁捜査1課は3日までに、強制わいせつの疑いで、東京都日の出町の土木関連会社社員・池谷伸也容疑者(43)を逮捕した。

 逮捕容疑は昨年12月17日、都内の路上で女児に「こっちにネコがいたよ」と声をかけ、付近のアパートにある階段の踊り場まで連れ出し、体を触るなどのわいせつな行為をした疑い。

 捜査関係者によれば、池谷容疑者は以前、札幌市に居住していたことから、2014年に札幌市内で起きた女児へのわいせつ事件にも関与している疑いがあるとみられる。

 調べに対して池谷容疑者は「3年ぐらい前から10件ほどやった」と供述。都内では、未就学児が体を触られる事件が数件発生しており、同容疑者が関わった可能性があるとみて捜査を進めている。

 警視庁元刑事で犯罪心理学者の北芝健氏は「小児性愛者には、成人女性が怖いという人が多い。今回の容疑者が、未就学児を狙ったのは珍しいケースではない。園児を狙ったのは好みの問題で、小学生が好きな小児性愛者もいれば、園児が好きな者もいる」と語る。池谷容疑者は過去の余罪についても明かした。

「これまで欧米人に多かった小児性愛者は食生活の変化により、日本人にも増加している。対象になる女児が犯人の周りにいれば、毎日チャンスがある限り、彼らは犯罪に走るでしょう」と語る。

 小児性愛者への対策については「強姦犯には女性のホルモン注射を打つという対策があるが、小児性愛者となると難しい。海外では性犯罪者にGPSセンサーをつけるなどの対策を取っている。日本での実施法がそう遠くない話になってきている」と話している。