涙見せた?松戸女児殺害・渋谷被告 ウソ泣きだ!被害者側弁護士バッサリ

2018年06月15日 17時00分

 昨年3月、千葉県松戸市立小3年のレェ・ティ・ニャット・リンさん(9=当時)が、が殺害された事件で、殺人や強制わいせつ致死などの罪に問われた元同小保護者会長・渋谷恭正被告(47)の裁判員裁判第8回公判が14日、千葉地裁で開かれた。

 被告人質問で渋谷被告は「事件当日(行方不明になった昨年3月24日)は息子と春休みに約束をした、釣りの準備や下見をしていた」と改めて無罪を主張した。同被告は当日、娘と息子を軽自動車で学校へ送迎し帰宅。キャンピングカーを止めた駐車場で釣り道具の動作の確認や、リンさんを殺害したとみられる軽自動車の荷物を移動させていたとした。

 弁護人に「何か言いたいことは?」と問われた渋谷被告は「事件で忙しくしていて、リンちゃんの仏前にお参りにいけなくてすいません。それと見守り活動の時、リンさんを守れずすみません」と声を震わせ、メガネを外し、青いハンカチで目頭をぬぐうしぐさをした。

 だが、検察側の席にいた被害者側弁護士は公判後「被告の目から水分が流れ落ちることは確認できなかった。ウソだと思った」とバッサリ斬り捨てた。

 渋谷被告は午後になると「通学路で何かあれば親の責任。そういうふうに、親から教育を受けてきた」とも発言。先の謝罪と矛盾する発言に裁判長は「被害者の親を糾弾するのか」と指摘した。

 リンさんに使用したとみられる、キャンピングカーから押収された大量のSM器具については「バイブレーターは中国人の元妻に使った。手錠は(使って)ない。フェースマスクは子供がいじっていた」とも語った。

 SMグッズを入れた45センチのコンテナボックスは、最初は家にあり軽自動車へ移動したという。

「元妻の母が来日する予定があり、車で空港へ迎えに行く時に見つかっては嫌だと思い、キャンピングカーへ移動した」

 この軽自動車内からはリンさんの血液が検出されているが「わからない」。否認を続ける渋谷被告の主張は遺族が受け入れられるはずもない。