日本全国に広がる“新潟ショック”警察もロリコン犯罪検挙に全力

2018年05月18日 17時00分

“新潟ショック”でロリコンへの不安が全国に広がっている。小学校低学年の女児にわいせつな行為をしようとしたとして、警視庁板橋署はこのほど、板橋区の会社員、井形歩容疑者(33)を強制わいせつ未遂容疑で逮捕した。

 2月10日午後3時前、自宅近くのビルで「パンツ見せたら許してやるから」と女児を脅してわいせつ行為をしようとした疑い。「女の子を見つけてムラッときた」と容疑を認めている。

 女児は習い事のため、教室が入るビルに向かっていた。付近の防犯カメラには100メートル以上つきまとう井形容疑者の姿が写っていた。ビルの外階段を上る女児を追いかけ、後ろから急に声をかけた。驚いて振り返った顔先に、とがった鍵を突きつけ、脅したという。

「恐怖のあまり女の子はスカートをめくった。男がさらに体に触ろうとしたので、必死に『やめて!』と言って教室に逃げ込んだ」(捜査関係者)

 家宅捜索の結果、自宅のパソコンなどには女児の写真が保管されていたという。「2月10日の土曜に出社した井形は『歯医者に行く』と早退しているが、早退理由をうのみにはできない」と捜査関係者は語る。

 事件以降、同署管内では女児が追いかけられる事案が数件発生。「その多くが土曜日。井形が捜査線上に浮上してから、土曜日には注意を払っていた」(前同)。職場にうそをついて女児を物色していた可能性もある。

 事件解決には、日本中を震撼させた新潟女児殺害事件が影響。同署が解決を急いだ側面もある。前出の捜査関係者は「時間にして1分足らずの犯行でも、女の子が受けた精神的ショックは計り知れない」と憤る。

 神奈川・相模原市でも飲食店の共用トイレ内で4月30日、小学1年の女児(6)の下半身を触ってケガをさせた男(42)が16日、強制わいせつ致傷容疑で逮捕された。新潟事件で警察の目が光っている。