美人整体師・久嬢由起子の長生きストレッチ(22)

2018年03月23日 10時00分

久嬢由紀子

【美人整体師・久嬢由起子の長生きストレッチ(22)】“他人に相談しづらい悩み”に乗ってくれるのが、肛筋トレーナーでもある美人整体師・久嬢由起子。当連載では、何度か肛門周辺の悩みを解消するストレッチを紹介してきましたが、今回は…。

 尿モレにお悩みの方はいらっしゃいませんか? ちょっとしたことで尿がモレてしまったり、男性の場合は出し切ったと思ったら後から出てきてしまう“おっかけモレ”で困っている人も多いようです。最近は男性用の尿モレパッドも発売されているほどですから。

 尿モレの原因は、加齢や筋力不足による尿道括約筋の衰えです。逆に言えば、鍛えることで改善される可能性が高まります。でも、ほとんどの方は鍛え方を知らないでしょうし、そもそも尿道がどこかを意識する人も少ないのではないでしょうか。皆さん、尿道を締める感覚ってお分かりになりますか?

 どう説明したらいいでしょうか。お尻の穴を締めるときって後ろに体重をかけるような感じですよね。尿道はそうではなくて、男性だとしたら“前”に体を倒すような感覚で力を入れます。トイレに行きたくてガマンしているときに力を入れる部分を“締める”。それを繰り返すことで尿道括約筋を鍛えることができます。

 誰もが気軽にできる方法として、まずはイスに座ってヒザの上あたりでペットボトルを挟んでみましょう。ペットボトルを潰すように内ももに力を入れつつ、イメージは「高速道路でオシッコがしたくなっちゃった。でも、次のサービスエリアまでガマンガマン…」。先ほど言った部分に力を入れて、尿道を締めてみましょう。

 8秒やって緩める…やっているうちに尿道括約筋が締まったり緩んだりする感覚がつかめてくると思います。どこに力を入れたら締められるかが分かれば尿を止めることができますし、当然、鍛えることで締める力が強くなればモレづらくなります。慣れてきて物足りなくなったら大きいサイズのペットボトルで、さらに負荷をかけてみてください。

 どうしても感覚がつかめない方は先ほど言ったように、“前のめり”の意識を。オシッコをガマンしている人がやる体勢です。誰でも普段やっていることだと思いますよ。次回は、もう一つ、尿モレ対策のストレッチをご紹介しますね。

【やり方】
 ①足の裏がしっかり床につく高さのイスに座る
 ②中身が入っている500ミリリットルのペットボトルをヒザの上あたりで挟む
 ③ギュッと力を入れて8秒キープしたら緩める。これを3セット

【ここに効く!】
 尿道括約筋、内転筋(内もも)など

【注意点】
 息を止めずに行いましょう。前のめりは意識だけで、できれば背筋を伸ばして

 ◆久嬢由起子(くじょう・ゆきこ)1982年生まれ。整体師、肛筋トレーナー(日本大腸肛門病学会専門医公認)、ボディメイクトレーナー。ミス・ユニバース・ジャパンファイナリストの講師も務める。タレントとしても活動しつつ、新たなストレッチ法を次々に考案。2人で行う「ラブレッチ」のDVD、肛門の筋肉に注目した「やせたいなら肛筋を鍛えなさい」の書籍とDVDが発売中。