美人整体師・久嬢由起子の長生きストレッチ(19)

2018年03月01日 10時00分

久嬢由起子

【美人整体師・久嬢由起子の長生きストレッチ(19)】「硬い体を何とかしたい」と柔軟体操を始める人は多いと思います。「体が柔らかいとケガをしづらくなる」というのも既におなじみの知識でしょうし、家などで気軽にやれるので、チャレンジしやすい。でも、意外と続かないんですよね(特に中高年男性)。

 どうしてか。いきなり頑張ろうとしても痛くてつらくて、自分の体の硬さにうんざりして、挫折してしまうんだと思います。でも、そんな方々の話を聞いていると、座った状態で両脚を大きく広げたり、または両脚を揃えて伸ばして爪先に手をつけようとしているんですよね。“昔からよくある柔軟体操”ですが、実際、硬い人がいきなりあれをやろうとしたら誰でもキツイです。嫌になるのも当然かと思います。

 そこで初心者の方にオススメしているのが今回の方法。座っての開脚なんですが、片脚は曲げて行います。その状態でゆっくり前方に体を倒すんです。

 やってみると分かりますが、両脚を広げる開脚よりも圧倒的にやりやすいです(特に体の硬い人には)。しかも、無理せずヒザ裏と股関節も伸ばすことができます。硬い人が両脚を開こうとしてもたいして開きませんよね。あの状態ではヒザ裏も股関節も実際はあまり伸ばせていません。でも、片脚を曲げることでしっかり伸ばせるんです。

 脚を広げる角度も180度とかにする必要はまったくありませんのでご心配なく。自分がいけるところまで、それこそ最初は90度ぐらいかもしれませんが、毎日やっていれば徐々に慣れてきて、開くようになっていきます。体も倒せるようになるはずです。

 すぐにはできません。スピードはウサギではなくカメでOK。でも、普段何もやらない人が1センチでも1ミリでも開けたり倒せるようになれば、体には良い影響が出てきます。体が柔らかくなるだけではなく、ヒザ裏や股関節が伸びると血行が良くなり体が温まったり、脚のむくみにも効きます。また、ヒザ周辺が柔らかくなり、股関節の可動域が広がるとケガ防止にもつながる。それに、この方法なら体が硬い人でも体を倒せるので腰も伸ばせるんです。柔軟初心者の方は、ぜひ、お試しください!

【やり方】
 ①床に座り、片方の脚を曲げ、もう片方の脚を開く
 ②ゆっくり体を前に倒して8秒
 ③曲げる脚、開く脚を替えて8秒。それを3セット

【ここに効く!】
 ヒザ裏、股関節、腰

【注意点】
 座るときはお尻の“ホッペ”に体重をかけるのではなく、腹の下を突き出して骨盤を立てるイメージ。痛い!となるほど広げたり倒したりしない。無理せず、できる範囲で、息を止めずに行いましょう。

 ◆久嬢由起子(くじょう・ゆきこ)1982年生まれ。整体師、肛筋トレーナー(日本大腸肛門病学会専門医公認)、ボディメイクトレーナー。ミス・ユニバース・ジャパンファイナリストの講師も務める。タレントとしても活動しつつ、新たなストレッチ法を次々に考案。2人で行う「ラブレッチ」のDVD、肛門の筋肉に注目した「やせたいなら肛筋を鍛えなさい」の書籍とDVDが発売中。