美人整体師・久嬢由起子の長生きストレッチ(18)

2018年02月22日 10時00分

久嬢由起子

【美人整体師・久嬢由起子の長生きストレッチ(18)】「長生きのためには運動を!」と言われても、「どこを鍛えるとどんな効果があるのかがよく分からない…」なんて人も多いはず。美人整体師・久嬢由起子がやさしく解説しつつ、オススメのストレッチを紹介してくれます。

 今回は健康で長生きをするため、下半身を鍛えるストレッチです。難しかったり、大変だったりする動きではありませんので気軽にチャレンジしてみてください。ターゲットは腸腰筋(ちょうようきん)と股関節です。

 腸腰筋とはおなかの中にあるインナーマッスル。場所は下腹部のあたりなんですが、詳しく説明すると難しくなってしまうので簡単に言いますと「階段を上るのに使う筋肉」。見せるための筋肉ではなく、生きるため、動くための筋肉です。

 年を取って階段を上るのがつらくなるのは、ここが衰えたから。脚が上がらなくなる原因も腸腰筋にあります。ただ、体の内部にある筋肉なので目に見えない。意識しないと鍛えることができないので、このストレッチで鍛えましょう。

 壁に手をついて脚を上げ、真横に開きながら円を描くように回します。慣れていないと90度までは開かないと思います。無理はせず、自分がいける範囲でかまいません。

 脚を上げる動きが腸腰筋を刺激するので足踏みだけでもいいのですが、さらに広げて回す動きを加えたのがポイント。股関節の可動域が広がり、柔らかくなるのです。股関節が硬いとけがをしやすいですし、転倒にもつながります。高齢の方は階段で転んでケガをなさることが多いですが、それは脚が上がっておらず、なおかつ股関節が硬いから。今回の運動は、その両方に効果があるわけです。

 階段がスムーズに上れるようになれば、自然とお尻周りや腰周りの筋肉もついてきます。逆に、階段が上れなくなると、ますます下半身は衰えてしまいます。長生きのためにやってみてください。

 ちなみに、「俺はまだまだ大丈夫」という若い方もぜひ。昔に比べ体を動かす機会が少ない現代人は腸腰筋が衰えがち。将来のためにも今からトレーニングしておいたほうがいいですよ。

【やり方】
 ①壁に左手をつき、右脚を上げる。
 ②脚を真横に開きながら回す。
 ③8回行い、今度は壁に右手をついて左脚を8回。3セット行う。

【ここに効く!】
 腸腰筋、股関節

【注意点】
 脚は上げられるところまで、広げられるところまで。8回がキツかったら4回ずつでもOK。呼吸は止めない。

 ◆久嬢由起子(くじょう・ゆきこ)1982年生まれ。整体師、肛筋トレーナー(日本大腸肛門病学会専門医公認)、ボディメイクトレーナー。ミス・ユニバース・ジャパンファイナリストの講師も務める。タレントとしても活動しつつ、新たなストレッチ法を次々に考案。2人で行う「ラブレッチ」のDVD、肛門の筋肉に注目した「やせたいなら肛筋を鍛えなさい」の書籍とDVDが発売中。