【美人整体師・久嬢由起子の長生きストレッチ(6)】美人整体師・久嬢由起子による、健やかに長生きするための“超簡単ストレッチ”。「過去に紹介したものを改めてチェックしたい」という声が届いておりますので、今までの分を「東スポWeb」でも公開しています。紙面ともどもお楽しみください。

 この連載の1回目で折り畳んだ新聞を使った肩こり解消ストレッチをご紹介したのを覚えていらっしゃいますか? その記事を東スポWebで読んでくださった方々から反響がありました。

「新聞って“読む”以外にも使えるんですね」「手軽にできるもので、もっと他にないですか?」

 ご安心ください、ありますよ! 今日は、前回以上に簡単にできて、肩こり解消になるストレッチをご紹介しましょう。

 新聞を読み終わったら1ページを8分割したサイズにたたんでみてください。それを体の後ろ、背中側で両腕を伸ばし、つかみます。そして、体をひねりながら左右に振る。これだけです。肩甲骨が羽ばたくと言ったらいいでしょうか。その周辺が絶妙にストレッチされ、肩こりに効きます。

 腕を後ろに持っていかない状態でも体をひねることはできますが、後ろ手にして体を左右にひねると、肩甲骨が内側に入り、肩のあたりが“開く”。これがポイントです。

 体が硬い人は、背中側で手と手をつかむのが「ちょっとキツイ…」と感じると思います。でも、新聞があれば大丈夫。あの絶妙な“長さ”のおかげで、硬い人でも簡単に両腕を後ろに持っていけるはずです。やっぱり新聞って役に立ちますね~。

 デスクワークが続いたらこれでリラックスしつつ、肩こり解消。朝晩、新聞を手に駅のホームに着いたら、電車を待っている間に“フリフリ”してもイイかもしれませんね。ちょっとだけ周囲に気をつければ、どこでもできますので、お時間のあるときにぜひ。腰や背中のストレッチにもなりますよ。

【やり方】
 ①両腕を体の後ろに伸ばし、お尻のあたりで新聞を持つ
 ②腰をひねりつつ、左右に振る
 ③8回繰り返す。3セット行う

【ここに効く!】
 肩こり、背中や腰

【注意点】
 腕の振りすぎ、体のひねりすぎに気をつける。どこかに痛みを感じるようならやめておく。キツかったら、持つ新聞の折り方を変えて、長くするとやりやすくなる

☆久嬢由起子(くじょう・ゆきこ)=1982年生まれ。整体師、肛筋トレーナー(日本大腸肛門病学会専門医公認)、ボディメイクトレーナー。ミス・ユニバース・ジャパンファイナリストの講師も務める。タレントとしても活動しつつ、新たなストレッチ法を次々に考案。2人で行う「ラブレッチ」のDVD、肛門の筋肉に注目した「やせたいなら肛筋を鍛えなさい」の書籍とDVDが発売中。