あのギャグ&枕元に水で就寝中に足がつるのを防げ

2022年07月03日 10時00分

【病院通いになる前に健康寿命をのばす! プレメディカルケア】

 延べ5万人の体の悩みを聞き、メンテナンスを行ってきた新進気鋭のスポーツトレーナー・永井正彦氏による健康アドバイス。実際の事例をもとに解説します。

【お悩み】就寝中、よく足がつります。寝る前にやっておくべきことは?(60代女性)

【アドバイス】ビートたけしさんの往年のギャグで緊張を緩和できます。

【解説】就寝中に足がつる不安を抱えている人は年々増加傾向にあり、その原因は大まかに分けると3つあります。

 1つは運動不足。2つ目は運動等による過度な発汗で体水分が減ったこと。3つ目は寒暖差の変化に体の反応が追いついていけないことです。体は暖かくなると弛緩し、寒ければ緊張するものですが、相談に来られた女性は、季節の変わり目で寒い日と暖かい日が交互にあったことで寒暖差に体の反応が追いつけず、関節部分は硬いのに、他の部分が緩んだ状態のまま就寝していたことが原因でした。

 股関節の前側、足の付け根となる鼠径部(そけいぶ)が硬くなった状態のままうつぶせで寝ると足はつりやすくなり、あおむけで寝ると鼠径部が圧迫されて、ふくらはぎがつりやすくなります。

 緊張と弛緩のギャップを和らげるためには、足首、ヒザ、股関節をよく回し、常に柔らかい状態を保っておくことです。特に就寝前に約1分間、鼠径部を指の腹や手の側面でやさしくこすると股関節の緊張が緩和されるので、足がつる不安も解消されます。まさにビートたけしさんの往年のギャグ“コマネチポーズ”が効果大なのです。

 仮に両足をつってしまったり、こむらがえりが起きてしまったら、すぐに水を飲むことで和らげることもできます。夏場になると暑い屋外と冷房の効いた屋内といった寒暖差でも同じことが起きやすくなるので“コマネチポーズ”と枕元のお水を習慣にしておけば、安心して就寝することができると思います。

 ◆永井正彦(ながい・まさひこ)1980年6月28日、東京都生まれ。スポーツトレーナー。2005年に都内でスポーツ整体「プレメディカルケア」を開業。パラ水泳の宮崎哲選手や津川拓也選手のパーソナルトレーナーも務めている。

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