有名棋士特製「将棋が強くなる漢方薬」

2012年09月19日 13時12分

【なつかしの健康法列伝:将棋が強くなる漢方薬】

 もしあなたが将棋好きだとして「将棋が強くなる薬がある」と聞いたら信じるだろうか? しかし今からさかのぼること34年前、確かにその薬は実在した。しかもそれを作ったのが、誰もが知る超有名棋士だというから驚きは倍増だ(あまりに眉唾なので実名は自粛します…)。

 この薬、漢方で「初級用」と「中級用」があった。初級用は竜眼肉6グラム・蓮肉4グラム・大棗(たいそう)4グラム。中級用は竜眼肉6グラム・遠志4グラム・益智仁4グラムが1日分で、それぞれを土瓶で煎じて食間に服用する。

 資料によると、初級者は頭を直接使うより、常に頭脳を爽快にして定跡・新知識をドンドン吸収しなければならないため、頭を良くするというより頭を休め熟睡ができて、翌朝の目覚めがよくなるように、中級者は最善手を常に指す技量が要求され頭をフル回転させる必要があるため、その潤滑油的効果をもつように方剤されたとか。

 しかもこの妙薬、将棋が強くなるばかりか、二日酔いや、不眠症にも効果があるという。

 どうやらこれ、同棋士が当時、占術にハマったのがきっかけで生まれたもののよう。同棋士は多趣味かつ凝り性で有名で、囲碁に凝れば息子に江戸時代の囲碁の天才の名をつけた、など逸話がわんさかある人なのだ。

 それでも興味ある人は試してみたらいいじゃない? あ、“高飛車”でスミマセン…。